2006年12月14日

『慣れれば・・・』

先日アドバイスを頂いたRENさんから、
『型紙間違ってるよ』というメールを頂きました。
そうなんです、ステッチダウンの場合は踵部分に
修正を加えなければならなかったのを
すっかり忘れていたのでした(汗)

RENさん>
ありがとうございました。
裁断前で本当に助かりました。


というわけで、
踵部分の型紙に修正を加え、釣り込み代を増やしてから
今日は型入れ(パーツ取り)、裁断、そしてコバ漉きをしました。

ところで・・・


コバ漉きの時、私はこんな風に包丁を使っているのですが、
以前にもここで書いた覚えがありますが、
靴のテキストでは信じられない包丁の使い方をしています。


表包丁で漉く場合

これはヤバイです(汗)
前にアドバイスをもらってこの持ち方(その時は裏包丁)を試した事があるのですが
全くコントロールが利きませんでした。
おまけに表包丁で漉くというのが私には・・・


それから裏包丁で漉く場合

マジ?って感じの持ち方です(汗)
でも、試してみたらこれは慣れれば案外イケるかも・・・
特に写真のような手前の端っこは私のやり方では漉きにくいので
これは覚える価値アリと見た!


そういえば高間さんに会った時、少しだけ靴の話も出たのですが、
その時靴独特のムチャな包丁の使い方の話になったのですが、
『靴の漉き方覚えたら断然早いわよ』と言ってたのは
もしかしたらこの事だったんだな・・・


ところで、私が苦手とするえぐりカーブの漉きですが、

ピオさんから半円の木棒を使うと良いと書き込みを頂いたのですが、
今日はもう調達できないし、かといって作業を止めたくなかったので、
『ちょっと不安定かな?』とも思いつつ、こんなビンを使ってみました。


案外コロコロ転がしながら漉く場所を移動できるので快適♪



でも、調子に乗ってたら逝ってしまいました(汗)
ヘリ返しで見えなくなってしまう所だし、どうせこの辺りには
切込みを入れないといけないと思うから、見なかった事にしよう・・・


ところで、今回はアザラシ店長から靴の職人さんが『革は1.5mm』と言っていた
とうのを聞いていたので、1.5mmのオイルレザーを使ってみたのですが、
なんだか不安な感じが・・・
釣り込み代も増やしたけど釣り込めるんだろうか?・・・
パクリ元の靴は2.3mm位の革を使ってたけど、
ちょっと弱気に1.3mm位にするべきだったかなぁ~


作業が進むほど不安が広がっていく物なんて初めてだ・・・(汗)

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comments

革細工でもそうですけど、アメリカのテキストを見ると、デザインナイフみたいな小刀で手前に向かって漉いてますよね。
怪我しないように気をつけてくださいね。

武助屋さん>
以前きまぐれさんにもらった洋書があるのですが、
確かに切り出しみたいな形の刃物を使ってました。
私は気付きませんでしたが、手前に向かって漉いていましたか・・・

この前は切腹しそうな感じだったし、今回は手首切りそうだし・・・(笑)
底の切り回しなんかは特にヤバイと思うので、
ご忠告どおり気をつけるようにします。

  • だい
  • 2006年12月14日 23:31

うわ~包丁の使い方、なんか難しそう~
同じ革を扱うにしても
作るものでやり方が違うもんなんですねぇ
レザクラの場合もそうでしたが
最初は何でこんなやり方するんだろう?ってことも
やってるうちに「なるほど!」と感じることって多々あますんで
僕もちょっと練習してみま~す

釣り込みが出来そうになかったら
型押ししちゃうとか(笑)

  • ネンジ
  • 2006年12月15日 10:03
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