2007年01月26日
『久しぶりにはかどった』
何度見てもコレが靴の姿になるのが信じられないのですが、
その変貌して行く様がサイフやバッグ作りにはない靴作りの楽しい事のように
思えてきてます。
こんな作り方するものは他にあまり無いでしょうからねぇ~
そのうち、これを応用して一風変わった物が作れたら面白いだろうなぁ・・・
ところで、今回も裏地付きのステッチ・ダウンで作る訳ですが、
この場合裏地は底側に表地は外側に釣り込むので
釣り込み代(グレーの線)から下は表裏一緒に縫う訳にいかないので
こんな感じにしてあります。
手縫いだからあまり問題なく縫えますが、これってミシンだったらめんどくさそう・・・
だからデザート・ブーツとかって裏地が無い物が多いのかな?
なんて事を考えつつ、明日から底付け作業にかかる予定。
- by だい
- at 02:51
comments
なんか、だいさんの作業をみてると
釣り込み前までは簡単にできそうな気がしてしまいますが
そんな簡単なワケないですよね(笑)
外側は一旦、釣り込んでから広げて
底と縫い合わせるのは解ったのですが
広げると縫うラインがきっちり谷折状態になるんですか?
ネンジさん>
これが内羽根とかになるとまた戸惑うんでしょうが、
とりあえず今回も同じ形だし、
市切りでさらう工程を除けば製甲自体は
【切って、漉いて、貼って、縫う】って事で、
財布とかと基本的に同じですから・・・
表革は仮釣りした後は当然山折り状にクセが付いてる訳ですが、
それをこくり棒を使って逆に折りながら貼りつけます。
余裕があったら写真撮っておきますね~
靴の製法でカバンとかを作るのも、結構楽しいもんですよ!!
RENさん>
そういえば、トートバッグみたいなので
『これ釣り込んでるのかな?』って思う構造のバッグがありますね。