2007年03月09日

『内緒だよ』


ちょっと前の記事に書こうと思って忘れてたのですが、
私は踵の縫い割り部分を縫うのに
菱目よりも糸が見切れにくいと言う理由で丸目打ちを使ってます。
若干曲線になっているので、コレの2本の方を使ったのですが、
どういうわけだか(もしかすると太股の上にゴム板置いて目打ちしてるからかもね)
菱目と違って真っ直ぐ打つのが難しいんですよねぇ~
で、実は目がガタガタになってしまったので、
それを隠すために市革を真っ直ぐ下まで付けたのでした(汗)

内緒だよ・・・

でも、もしかすると、それが原因で釣り込みの時地獄見るかもね・・・(汗)


で、今日はもう片方のアッパーの縫い合わせです。
実は勘違いしてて、裏地の重なりの上下を間違えて、
下になる爪先革の裏地のコバを漉かなくてはいけなかったのに、
腰革の裏地の方を漉いてしまいました(汗)
接着してしまったので、今更修正するのも大変そうだし、
今回は工程の確認と底付けの練習がテーマなのでこのまま行っちゃいま~す!
って、これも内緒ね・・・



縫い合わせて、腰革の裏地を市切りでさらった図
こうして見るとベロの根元もちょっと漉いた方が良かったかも・・・



ということで、かな~りインチキしてますが、
一応左右のアッパーが出来上がりました。
ちなみに左(右足)は11本目、右(左足)は9本目の菱目打ちを使ってます。、
私の好みだと9本目の方が好きなのですが、
もしかしたら強度の面からもその方が良いかな?


そして、いよいよ中底に取り掛かりました。



今まで作った作った靴が、履いてるとどうも中でツルツルするなぁ~と
思ってたのですが『ガラス片で吟を漉きなさい』と書いてあったのを
見落としてました(汗)
この前買った本では(分かる単語だけ拾い読み&推測)
木型を抜いた後クギで付いた凸を取るために、
棒の先にかなり粗いヤスリが付いてるような道具を使って削ってたので、
もしかしたらキヤスリ使っちゃっても良いのかもね~



その後、水をつけてポンポン(ハンマー)で穴ぼこの上に置いた中底を叩いて
木型の底の形状に合うようにクセづけして今日は終了。


さぁ~て、明日からが難関だぞ・・・

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