2007年03月30日
『硬ってぇ～～～～』
今日は終電で帰宅したので作業は止めようかと思ったのですが、
昨日、中物を詰め込んだ所で終わってコルクがムキ出しのまま
放置されてたので『早くふさいじゃいたいなぁ～』ってことで、
本底を貼り付けて、ざっと切り回す所までやりました。
それにしても、この本底用の革、メチャクチャ硬い・・・
この位ずつチマチマ切っていく事しか出来ません。
これは刃こぼれ必至と思いハイス鋼の包丁にお出まし願ったりしたのですが、
小指をコバで擦って出血しました（汗）
まさか革のコバで流血するとは思わなかったなぁ～
コバ決めはかな～り大変そうな予感（汗）
おまけに、底にキズまで付けちゃいました（汗）
底は後でガラス片で吟を削ったりするので目立たなくなってくれる事を
ひたすら祈るのみ・・・
んで、すくい縫いの糸ですが、やっぱり見切れちゃいました（汗）
RENさんから『糸の引きが甘いんじゃない？』というメールを頂いたのですが、
実はすくい針を刺す時に、ちょっとアッパーの革が逃げてるような
自覚があったんですよね～
なので、もう片方はその辺りをかなり気にして作業したので、
ほとんど見切れることなく仕上がりました。
明日はコバ決めとダシ縫いをする予定ですが、
致命傷を負わないように気を付けよう・・・
- by だい
- at 03:21
comments
小指、大丈夫ですか？
しかし革で怪我をすることがあるとは・・
ちょっと想像できませんが相当な硬さなんでしょうねぇ
コバ決めは今回はグラインダーが使えるんじゃないです？
ネンジさん＞
まぁ、深く切れたわけじゃないので大した事無いですが、
ささくれてたとはいえ、まさかコバで手を切るとは夢にも思いませんでした。
前回の試作で使った本底の革（別のお店で購入）はそんなに大変じゃなかったのですが、
スーっと切れる所もあるものの、途中で包丁がカコッっと止まる場所があったりして・・・
グラインダーって手もあるんでしょうが、夜間は使えないし、
摩擦熱で焼け焦げちゃうのであまり気持ち良くないんですよねぇ～
硬い革ってありますねぇ。
特にイタリーのベンズが締りが良くて硬いです。
糸鋸で裁断してやろうかと思うくらい(^^ゞ
アッパーが逃げることは良くありますね。
押縁をしっかりアッパーに（正しい位置に）押えつけてから穴を開けると、革が逃げることはないのですが、それだと穴の出口が見えないので不安なんですよね。
ここは数をこなすしかないのかなぁ~。。。
お怪我お大事に！
RENさん＞
押し縁で押さえつけるのは良さそうですが、確かに不安ですね。
釣り込み代を多めに取って、摘んで引っ張りながら刺すのが良さそうですね。