今日のおやっさん

このところ仕事が立て込んでたり、自分の物じゃないってのもあって、
思うように進んでませんが、とりあえずいつものように、
サンバイザー（アッパー）が出来上がりました（笑）

たまたま、電車に乗ってたらデパートの吊り広告に
『全国伝統工芸職人展』なんて文字を見つけたので、
通り道だしってことでちょっと立ち寄ってみました。
いろんな伝統工芸の職人さんが実演販売する催し物でした。

まぁ、そんな物は高価な物が多かったりするので
そうそう手が出る物ではありませんが、

唯一買って来たのがこの小さい箒（ほうき）

カッターマットの上のこんな細かい革くずを
かき集めて捨てるのにちょうどいいかなぁ～なんて思ったもので・・・

で、革関係で言うと・・・

今週はたまたま仕事が立て込んでいたのですが、
なんとか前倒しでやっつけて、一日休みを取って横浜まで行ってきました。

せっかく横浜に行くのだからということで、
ちょっと足を伸ばして、先にリンク先のSATOSHIさんのお店に行ってみました。
美しくて感じの良い奥様の話では、今SATOSHIさんは
新店舗の方に行かれてるとのことで、
残念ながら会う事は出来なかったのですが、
新しいお店は溝の口だって言うじゃありませんか・・・
溝の口なら完全に家からチャリンコ圏内♪

ＳＡＴＯＳＨＩさん＞
そのうちヒョコっと遊びに行きますね～

そして・・・

今まで作ったオイル・レザーの靴は全部１．３ｍｍの革を使ってたのですが、
今回は試しに１．５ｍｍでやってみようと思っています。
この靴の時は２．０ｍｍでも楽勝だったのですが、
ヌメ系の革はやっぱ難しいです。

ちょっと前の事になりますが、
母親に頼まれてた小銭入れを届けに行った時の会話

母　『アンタ靴作ってみるなんて言ってたけどどうなった？』
だ　『作ったよ、今日履いて来た』
母　『え～、作った？
　　　どーれ・・・
　　　（靴を見ながら）これ細革をすくい針使って縫ったの？』

ここで気付きました、
普通の家じゃ【細革】とか【すくい針】なんて単語たぶん出てきませんわなぁ～
その時思い出したのでした。
うちの母親、昔々製靴工場で働いてた事があったって言ってたっけ・・・

で、訊いてみたところ（たぶん５０年以上前の事だと思いますが）
当時はもう既に完全に機械化されてたそうです。
たまたま一部の注文靴と皇室関係の靴だけは手縫いで作ってたので
かろうじて作る所を見て知ってたとか・・・
それにしても大昔に機械化されてた物を、今手縫いで作るってどうよ（笑）

で、その日の事

チャリンコが納車されたので、ちょいと２５ｋｍほど乗り回してきました。
『ちょっと軟弱なオトナのチャリ』のつもりだったのですが、
『かなり軟弱なオトナのチャリ』のようです（笑）
でも￥２～３万クラスのミニベロみたいに
フレームがギシギシする感じもなく快適♪
ママチャリじゃちょっとキツイけど、ロードバイク引っ張り出すほどの距離じゃない
って時に丁度良いチャリンコでした。

ところで、

爪先が広い木型も欲しいなぁ～と思っていました。
浅草で中古の木型をあさっていたらあるにはあったものの、
微妙に踵が高かったので買いませんでした。
で、なんとな～くヤフオクを見ていたら出品されてるじゃあーりませんか！
ってな訳で、すかさずＧＥＴ！

でも、今日のネタはその後です。

４０歳を過ぎた頃から極端に
年々筋肉は落ちやすく付きにくくなり、
脂肪は付きやすく落ちにくくなってきています（汗）
この地獄の悪循環を断ち切るために、
またちょっとだけ気合を入れてチャリンコに乗ろうかと思っています。
で、マウンテンバイクは性に合わず手放してしまったので、
今うちにはママチャリとロードバイクが残っているのですが、
中間のチャリンコが欲しい！！

ってことで、今日注文してきちゃいました～♪
俗にMini Veloなんて呼ばれてるカワイイ奴です。
コレ
前々から欲しかったんだよね～小径車。
また週２～３回ペースでチャリンコ通勤始めるかね～

ってことで、本題です。

次の靴はうちの奥サマ用の靴を作ろうと思っているのですが、
その前に、姉から絞り成型のペンケースを作っちくれい！
と言われたので、

木型は木型でも今日はこんな木型を取り出しました。
ところが、肝心なＣ型クランプが見つからない・・・（汗）
たしか丁度良い箱（缶だったかも）があったのでそれに入れて
しまった記憶まではあるのですが、どんな入れ物だったか、
どこにしまったかがサッパリ思い出せない・・・

で、一応クロさんの教えどおり『ニンニクニンニク』と呟きながら
探したのですが今回ばかりは・・・（笑）

私が定番にしているオイル・レザーなんかは、
そのお店のメインの商品だったりすることもあり、
恐らくいつでも買える革だと思うし、仮に扱わなくなったとしても、
他に近い革はいくらでもありそうですが、
たまに毛色の違う革を買うと一期一会みたいなところがあって
次に欲しいと思っても二度と手に入らないことが時々あるんですよね～

その一つがこのエイ革
凄く気に入っていたのですが、買った時は同じ物が何枚もあったので、
『いつでも買えるだろう』と思ってこの財布に使ってしまったら
二度とお目にかかれない・・・（汗）
色違いは出てる事があったんだけどなぁ～

そんな苦い経験もあり、
気になる革があると『買っておきたいなぁ』と思ってしまうのです。
でも安いもんじゃないし、用途も決まっていない革を買うのは
貧乏人にはちとつらい・・・

で、ちっと前に気になってたバッファローの革を
takasakiさんに買われてしまったりしたこともあったので
今回は思い切って買っちゃいました～！

結局、判別のためにそれぞれの目打ちを使って縫ったのですが、
縫ってしまったら判別できなくなってしまったので、
カブセの周りを空目打ちしました～

だいぶ分かりやすくなったかと・・・

グチャっとはみ出た目打ちたち。
２本目打ちとペアの物はこんな感じにペアのケースを作る事にしました。
実はあの目打ちたちのは菱目打ち、平目打ち、丸目打ちが
混ざっていたのですが、表記するのもめんどっちいので、
中身の目打ちでそれぞれを目打ちして縫うことに・・・

で、以前誰かが「目打ちの縫い目比較やって」
と言ってたような気がするのでついでに縫い目比較を・・・

レザークラフトをやってるといろんな道具が必要になってきますよね？
菱目打ちとかハトメ抜きとか、各サイズを揃えていくとけっこうな本数に・・・
みんなどんな風に収納してるんだろう？

私は２年ほど前、こんな物を作ったのですが、
その時は『もうそうそう増えることは無いだろう』と思っていたのです。

なのに・・・

できました～！

今回のコンセプトは
珍革を使ってマッケイ製法でスニーカーっぽい靴でした。

まぁ珍革と言っても比較的安いサメ革位しか手が出ないし、
爬虫類はキャラじゃないしね～（笑）
幸い『サメで一足作りたいなぁ』と思っていた矢先に
激安And Leatherさんにサメ革入荷という情報がBLOGに出ていたので
飛び付いて買っておいたのでした。

正直なところあまり状態が良いとは言えない物でしたが、
在庫の革をひっくり返してなんとか２枚選んで来たのですが、
穴やキズを避けて２枚でギリギリ一足分を切り出す事が出来ました。

マッケイの出し縫いをする前に縫い方の確認をしておくことにしました。

まず、漉いた糸と毛針（Gtの弦を代用）にチャン（松脂）を塗って
針に巻き付けます。
本当は下から巻き付けて行って、折り返して来るようにするみたいなのですが、
この代用針でそうすると上手く糸が通ってくれなかったので、
単純にクルクルっと巻き付けました。
やっぱギターの弦じゃ太すぎたかも・・・

次の靴は着々と進んでだいぶ姿が見えてきた位な感じなのですが、
失敗する確立が高そうなのと、
上手く出来ればわりとインパクトある物になりそうなので
『おっ？』っと言わせたいがために画像は非公開で進めています（笑）

今日辺りから出し縫いに取り掛かるので、
２、３日中には出来上がるんじゃないかと踏んでいますが、
その前にマッケイ縫いの練習しなくちゃね・・・

ところで、ＧＷでアクセスも減っているので今日は革とは関係ない話題を・・・