2007年07月18日
『全周ウエルト』
以前はカバン屋さんでよくバッグの中に頭を突っ込んで
観察したものですが、
最近は、よく靴屋さんで靴を観察するようになりました。
そしたら、全周ウエルトの靴なんてのがあるんですね~
通常ウエルトは踵~踵の部分に使って、それにつながるように
踵部分にはハチマキと呼ばれる別のパーツをペース釘という木製の釘で
打ち付けるのですが、
多分大丈夫なんだろうなぁとは思いつつも、
縫ってないのでな~んか不安だったんですよね~
- by だい
- at 02:30
comments
ウェルト式は、すくい縫いと出し縫いとで2回縫うので、複式なんて呼ばれたりもします。
全周ウエルトが複式ダブル。
踵で終わるのが複式シングルと区別されてます。
今回のようなガッチリした感じの靴には、ダブルがよく似合うので、よい選択だと思いますよー!
あと、シャンクの向きが前後反対じゃないでしょうか。。。?木型のアールに合いました?(^^ゞ
どんどん新しい技術を試していってますね。
何をやられているのかチンプンカンプンです(大汗)
ウエルトをすることによってショック吸収がますのですかね?
シャンクってものも何なの?って感じです><
靴作りは奥深いですね
RENさん>
ダブルとシングルって何じゃらホイと思っていたのですが、
そういう事だったのですか・・・
家に帰ったらテキスト読み返してみます。
で、シャンク逆ですか?
あーでもないこーでもないとやって、
いちばんラストの曲線に沿う状態だったのですが・・・
もしかしたら位置が悪いのかも?
今後、要検討ですね。
べっちさん>
わたしもチンプンカンプンですよ~(笑)
本に「こうしろ!」って書かれているからそうしてるだけで・・・
ショックの吸収って意味ではウエルトよりもコルクの効果が大きいと思います。
想像ですが、ウエルトは底の交換をしやすくするために
考えられたんじゃないかと私は思っていますが・・・
シャンクは土踏まずの補強材です。
メンドクサイこと言っちゃいましてすいませn・・・
おかげで分かりやすいです~
自分の持ってる靴を分解してみたくなりますね。
こんなに手間かかってないでしょうねぇ・・・
えーと・・めんどくさいでしょうけど続けてください(笑)
本を観るよりココを観たほうが解りやすい部分も
多くあるし、なによりヤル気が出てきます
僕の持ってる靴は、
ほとんどが全周ウェルトのものだったので
最初はハチマキのほうが謎でしたよ(笑)
ハチマキを使ってるのって積み上げヒールの
靴ってイメージがあります
シャンクというのが入ってるんですか
五寸釘を踏み抜かないように、とか?
この技法が使われてるような市販の靴は
きっとお高いのでしょうねぇ
うちで修理を待っている激安ブーツの中身が気になります。
安物だと修理に出すのもはばかられてしまって、まだ見ぬ技術の習得を待ってもらってます。
とおるさん>
ホントめんどくさ~(笑)
散らかったテーブルの上の物がなるべく写らないように撮るの大変なんだ(笑)
私はバラす気満々だった靴があったのですが、アザラシ店長に止められたので、
バラさずじまいになっています。
今いちばんバラしてみたいのは、グッドイヤー製法で革底のゴルフシューズ。
きっとアッパーのサイド部分にも補強が入ってると思うんだよね~
ネンジさん>
ん?「今日のおやっさん」はネンジさんのモチベーションを上げるための道具?(笑)
私が見た全周ウエルトの靴はビジネスシューズっぽい靴だったし、
赤羽のワークブーツなんかはハチマキっぽい感じになってたし・・・
あまり決まりは無いのかも知れませんね。
たつやさん>
五寸釘対策だったら底全面に鉄板入れないとダメでしょ~(笑)
靴業界の事は全く分かりませんが、
手縫いの靴は一部の高級注文靴くらいのものなんじゃないでしょうか?
武助屋さん>
私も直そうと思ってた靴があったのですが、
作る方が断然面白いのでどこかに追いやられてしまいました(笑)