2007年08月16日
『痛ぇ～～～』
木型の形もだいぶ落ち着いて来たので
最近は妙に当たるような靴は出来なかったのですが、
今回のブーツ、月曜日に試し履きしてみたらなんか痛い・・・
強度が落ちそうなのであまり漉いてなかったのもあってか
どうもベロを縫い付けている部分（↓）がちょうど親指の付け根の間接に
当たっていたようで、皮がズルむけていました（汗）
↓の部分を１ｃｍ位右（爪先）方向にズラせば回避できるんじゃないかなぁ・・・
この場所ならなんとか縫えそうだしってことで、修正してみる事に。
ベロは使い回すと短くなってしまうので作り直しだな・・・
ちなみに今回もベロの中にウレタンを入れているのですが、
サメ革スニーカーで全部を袋状に内縫いしたら、
サイドの縫い代が少し当たるような感じがして、ちょっと気になってたので
いろいろ靴を見てたら、ベロの先っぽだけ内縫いで、
根元の方は外縫いになっている靴があったので前回の柿渋ブーツから採用。
最初コレを見た時は『うわっ、ムチャすんなぁ～』と思ったのですが、
けっこう良いかも・・・どうせ見えない所だしね～
というわけで、とりあえず被害の大きかった右足だけ修復完了！
結果的にステッチも靴紐で隠れてくれました。
ウレタンが足りなくなってしまったので、左は後日・・・
それにしても、身体に密着してるだけにいろいろありますなぁ～
- by だい
- at 01:13
comments
皮をなめした革の方が丈夫ってことですね
足が痛いから縫い直そうなんてのは
市販の靴ではありえないですよね
その日の気分でベロの色を変えてみるとか、いかが？
身に着ける物は難しいですよね～
不具合があっても直せるってのは
自作品ならではですね。
僕、靴を履いているとよく痛くなる部分があって
何度かバラしてイジろうかと考えたことがあるんですけど
構造を把握してないし、同じ材料も用意できないんで
結局はストレッチャーで伸ばすぐらいしか・・
たつやさん＞
その日の気分でベロの色を変える？
ありえない、めんどくさすぎ。
ってかコレそうとうムリして縫ってますから・・・
ネンジさん＞
たまたまコレはベロの部分でギリギリ縫える場所だったので作り直すことにしましたが、
一度釣り込んだ物をバラすくらいなら作り直しますよ～
問題は、ベロの作り直しではたして解決できるのかどうか・・・
う～、お湯がしみそう。
画像だとベロが本体の下に重なってますが、上側に重ねてみたらどうでしょう？
武助屋さん＞
表側の下ではありますすが、裏地の上、間に挟まっています。
他にも理由があるので逆に重ねるのは不可能。
靴は制約が多いですよ～
組み立てただけじゃ終わらないところが、なんとも靴ですねぇ。
RENさん＞
まさかこんな所に落とし穴があるとは・・・（汗）
やっぱ身体に密着する物の難しさでしょうかね～
張り込み漉きも手を抜いちゃいけないなと改めて思い知らされました。