2007年10月29日

『またやってもうた』


フォーカス合ってなかった・・・(汗)
まっ、気にしない気にしない・・・

チャンを作りました。
『おっ、一発で良い感じの硬さになったぞ』と思ったのですが、
糸に擦り付けてたら、摩擦熱のためか、はたまた体温のためか、
あるいはその両方のためにどんどん軟らかくなって
ニチャニチャして来てしまいました。
そういえば前にもそんな事があったのにすっかり忘れてた・・・

初めてチャンを作った時、RENさんが「それじゃちょっと軟らかいかもよ」
と言ってたのは、もしかしたらそれを見越しての事だったのかも・・・

そういえば、そのRENさんがBLOGを開設しました。
まだ記事はそんなに多くありませんが、
テキストでは知り得ない情報満載なのでとても参考になります。
靴作りに興味のある方はリンクの『靴作り実践ノート』へぜひ!


んで、次はすくい縫いでウェルトを縫い付ける訳ですが、
テキストでは縫い付けた後色を付けることになっています。
最初の黒靴の時は案の定アッパーにローインキ付けちゃいました(汗)
まぁ、どうせ黒なんで目立たないから良いんですけどね~(笑)


でもやっぱりレザークラフトをやってきた人間にはどうもしっくり来ないというか
解せない感じがするので、今回は縫い付ける前に黒く塗ってみました。
そういえば以前どこか靴関係のサイトで
組み上がってからアッパーを染めてるのを見たけど
靴ではよくやる事なんだろうか?・・・


ってなことで、次はすくい縫い。
いつもはクラフト社の針を曲げて使ってたのですが、
この前『職人の道具』という番組で靴職人さんがふとん針を使っていたので
もう一度使ってみる事に。


ちょっと話が逸れますが、サドルステッチ(平縫い)の時、
両側の糸を同時に引くのが正しいお作法なんだろうと思うのですが、
私は針が糸を貫通するのがイヤなので片方の糸を引き切ってから
反対側の針を刺して、最後に両側からキュッっと引いて縫っています。



ところが、そのTVで見た職人さんは
こんな風に針だけを両側から刺した状態にしてから糸を引いていました。
これなら絶対糸を貫通しちゃう事は無いわなぁ。
余計な手間がかからないように考えてるんだね~
レザークラフトには応用しづらいと思うけど・・・


んで、そのふとん針ですが、
今回は曲げ具合も良かったのかも知れませんが、
レザークラフト用の針よりかなり細いので確かに穴に通しやすかったです。
最初に使ってみた時みたいにボキボキ折れる事も無く
とりあえず片方のすくい縫いが終わりました。


でも、指に刺さる刺さる・・・(汗)
手が血だらけ(笑)
メリケン針使う時みたいに針先を丸めておいた方が良さそうだな・・・

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comments

リンク及びご紹介有り難う御座いました。

つい先日、チャンを煮続けたらどうなるのかと思い、失敗したチャンで実験してみました。

ウ○コが出来ました(ーー;)

油で焦げたんだろうなぁ。。。
(どうでも良い分析)

  • REN
  • 2007年10月29日 13:47

縫い付けた後に染色とは怖いですねぇ
先に色を着けておいたほうが無難な感じがするんですが
僕の考えが及ばないような
理由があるのかなぁ・・
こんなちょっとした疑問を解決してくれるような
テキストがあればいいのにー

僕も、ステッチの手順はだいさんと同じです、
針を左右同時に通すと穴が広がって
目立つんじゃないかとか不安なんですけど
実際、縫ってみた感じはどうですか?
そんなに目立たないです?

RENさんのBLOG、かなり期待ですね~
そんなRENさんがウ○コを・・(笑)

  • ネンジ
  • 2007年10月29日 18:38

後染めだといろんな加工がしやすそうですね。エイジングとか。
「履き込んだ味」にはかなわないと思うんですけどね。

うちのパソコンもシステムが不安定になってしまいました。
一晩休ませたらなんとかなりましたけど、ビクビクしながら使ってます。


  • 武助屋
  • 2007年10月29日 21:56

RENさん>
本当に有難いBLOGを立ち上げていただきありがとうございます。
まぁ秘密の裏技もあるでしょうが、まぁそれはそれとして、
公開できる範囲でこれからもよろしくお願いします。

それにしてもウ○コって・・・研究熱心にもほどがあります!(笑)

ネンジさん>
怖い以前にやりたくない感じですよね~
でも時々靴とかバッグの染め替えやってる所があるから
わりと当たり前だったりするんですかねぇ・・・

縫い方同じですか?
まぁコレの場合はすくい針が凄く太いので針がスルっと通ってくれますよ~

武助屋さん>
エージングですか・・・
でも私が見たのは2つあるのですが
どちらも普通の単色染めだったんですよね~

パソコン不安定ですか・・・
でも不安定くらいでよかったですね、私のは完璧に死にましたから・・・(汗)
今日組み上げたので明日OS入れないと・・・

  • だい
  • 2007年10月29日 23:00

縫い針を両側から差していくやり方は、
それこそ針が指に刺さるように思えます
私も片方を引いてからもう一方を通してます
同じような力加減で引っ張ってるつもりですが
左右(吟面が右手)の引き具合が違うのか、
たいてい、床面側が縮む傾向にあります

たつやさん>
そうなんですよ、針を交差させようとすると手に刺さりまくりです(汗)
TVでは職人さんがスッスッッと物凄くスムーズに刺していた印象なのですが、
どうやってたのかもう一度良く見てみようと思ってます。

  • だい
  • 2007年10月30日 09:05

私も両側から針を刺して通すのをどこかの本でみました。
試しにやってみた事があるのですが、
引き抜く時に針穴同士がぶつかって押しても引いても動かず…
無理に引っ張ったら針が折れちゃいました(笑)
なので今は片側づつ引いてます。

  • INU
  • 2007年10月30日 15:40

ご無沙汰してます。
最近僕もいつか靴を作ってみたいと思うことがあります。
思ってるだけですが…

僕も片方を引ききってからもう一方を通してます。
始めたばかりのころ、針を両側から刺していく方法で縫ってましたが角度を変えて気持ち斜めにクロスさせるように刺していくと指に刺さりにくかったような…。
当時はエスコードの3/30を使っていたのでつかえるというのはなかったですが4/16だと引っかかる感じでした。


  • マツ
  • 2007年11月01日 00:15

INUさん>
すくい縫いはすくい針でけっこう広い穴を開けるので両側から針を刺せますが、
菱目だとキツイでしょうね~

マツさん>
あらま、ずいぶんとご無沙汰でしたね、いったいどこに行ってたんですかっ!(笑)
思っているだけじゃいつまでたっても出来上がらないので
ぜひ靴作りに挑戦してみてください。

それにしても、本には片方の針を刺したら少し糸を引いてから
反対側の針を刺して左右の糸を同時に引くとなってる物が多いと思うのですが、
案外片方の糸を引き切ってから反対側の針を刺す人って多いんですね~
自分だけかと思ってた・・・

  • だい
  • 2007年11月01日 00:28

はじめまして。いつも楽しく拝見させていただいております。
先日トリッカーズの職人さんの手元を見てきたのですが、掬い縫いの時、針を使うのかと思ったら釣り糸の太いテグスに麻糸を巻きつけてワックスでベタベタにしてスイスイ縫っておりました。
なんだか糸だけで縫っている様に見え、不思議な光景でした・・・。
上手く説明できないんですが。。。

だいさんの物を作るスピードが速くてびっくりします(笑)これからもチョコチョコ覗きにこさせてください♪

  • SACCO
  • 2007年11月11日 10:52

SACCOさん>
はじめまして。
職人さんの作業を直に見ることが出来たんですか?
うらやましい・・・

テグス、↓こんな物ですよね?
http://www.oyassan.com/mt/2007/05/post_319.html
本来は毛針(イノシシの怒り毛)を使ってたらしいのですが、
入手が難しくなりテグスを代用品として使ってるらしいです。
手縫いのマッケイ製法では必需品ですが、ウエルト製法でも
土踏まずの辺りを縫う時にアッパーを傷付けずに作業できるよ、とアドバイスをもらったので
今作ってる靴のダシ縫いで使っています。
ちょうど次のネタにしようと思っていたところです(笑)

最近はちょっとペースダウンしていますが、ちょこちょこ覗きにきてください。

  • だい
  • 2007年11月11日 11:53

そうです、コレコレ!くるくる巻いてくるっとやってました。
縫ってるところの写真です↓
http://saccone.exblog.jp/7367471/
フンフン鼻歌うたいながら縫ってらしたのだけれど、とても力が要りそうでした。。。
次のネタでの登場を楽しみにしてまース。

  • SACCO
  • 2007年11月11日 13:08

SACCOさん>
鼻歌歌いながらですかぁ~
私なんか眉間にシワを寄せて歯をくいしばりながらやってます(笑)
BLOGがあるんですね、今から覗きに行かせていただきます!

  • だい
  • 2007年11月11日 18:47
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