2008年02月05日
『もくさくさんてつえき』
これで鉄媒染をかけます。
媒染について詳しく知りたい人は、
自力で草木染のサイトを検索してみてください。
ってか、早い話が私には説明不能(汗)
鉄媒染に使う媒染剤は木酢酸鉄液の他にも
硫酸第一鉄とかいろいろあるようですし、
錆びた釘(と酢だったかな?)を使って素人でも自作することが可能なようです。
で、こいつを柿渋を塗った革に塗ると・・・
ちなみに、何にも塗ってないタンローに鉄媒染をかけると
グレーの革が出来上がります。
東京レザーフェアにも鉄媒染の革が展示されてましたが、
恐らくほとんどやってる事は同じだと思います。
染料と違って化学反応で色が付くので、
丹念に刷り込んだりせず、かなりいい加減に塗っただけでも
ムラになってる様子は無いので、
革をグレーに染めたい時には有効な手段かと・・・
ただし、ヌメ革限定だよ~
- by だい
- at 12:14
comments
お~、大人の科学!
鉄媒染すると刷毛目がいよいよ木目っぽくなりますね。
ホント、
渋柿染めって、木材みたいですねぇ。
魅力のある染め上がりなんだけど、
どう考えても私作風に合いそうにないのが残念 (ー。ー)フゥー
自動車の木目調の内装も、
この渋柿染めなのでしょうか?
takasakiさん>
大人の科学ね~、確かに理科の実験っぽい・・・(笑)
Belief 岩井さん>
車の内装は印刷じゃないですかねぇ・・・
グレーのタンローはどんな色に経年変化するんでしょうね。
化け学ちゃんと教えてくれる学校に行っておけばよかった。
自動車のウッドパネルは本物の木目とプリントがありますが、リペアのテクニックに木目描きってのがあるらしいです。
柿渋は木材で、タンロー鉄媒染は
コンクリートぽいですね(笑)
武助屋さんと同じく、
グレーの革がどんな経年変化するのか興味津々です、
試しに日焼けさせてみて欲しいっす~
武助屋さん>
おお~木目描きですか・・・
以前床のフローリングを修復する時
マジックで木目を描いたのを思い出しました。
ネンジさん>
確かにコンクリートっぽい感じもしますね。
でも落ち着いて来ると焦げ茶っぽい感じになってきます。
グレーの変色、私も気になってます。
天気の良い休みの日にでも日光浴させてみますね~
出遅れ・・・
別の染料で鉄媒染(酢酸鉄)をするときは
染料→鉄媒染→(すすぎ)→染料→すすぎ
って言う工程なのですが、柿渋はすすぎませんよね
酸の成分が残ってしまいそうですが
あまり濃くなければ心配要らないのかなぁ
たつやさん>
どうなんでしょうね?
アルミ媒染でもそうですが、私は全く気にしてませんが・・・
でもクロム媒染で重クロム酸カリとか使ってたら、ちょっと心配ですね。
劇物で、かなりの有害物質のようですから・・・