2009年01月13日
『案ずるよりも・・・』
出し縫いの糸を取り除いてから中板を剥がす。
ウェルトをダメにしてしまうんじゃないかという不安もあったのですが、
マイナスドライバーをねじ込んだら案外簡単に剥がれてくれちゃいました。
でも、全部剥がさなくても|← →|の間だけ縫えば大丈夫そう・・・
一番心配だったリブの埋め戻した革も
マイナスドライバーをこじ入れたら拍子抜けするくらい
アッサリ剥がれてくれました。
ってなわけで修復完了!
直した方だけ出し縫いの糸がヤケに白いけど
すぐに汚れてくれることでしょう・・・
ところで、靴ってデザインの違いは別として、
基本的な形は木型の形に依存しちゃう訳ですが、
今までの靴とどの位違うか並べてみました。
- by だい
- at 00:22
comments
思ったよりも軽傷だったって事ですかね?
一安心ですね (´▽`) ホッ
先を丸く仕上げようと思ったら、
又木型からやり直しなんですか?
もしそうだったら大変だぁ ( ̄▽ ̄;!!ガーン
見る者からしてみれば何てこと無い違いでも、
やっぱ作る立場の人間にはこだわりが出ますよねぇ (,_,*) ウンウン
Belief 岩井さん>
靴としての機能を失ってた訳なので決して軽傷では無いと思うのですが、
想像してたよりも直しやすかったって所でしょうかねぇ・・・
靴の場合、形を変えようと思ったら何らかの形で木型の変更が必要です。
私の場合せいぜいサイズ合わせの修正程度しか出来ないので、
近い木型を探すしか無いです。
本当は木型を作れればいいのですが・・・
お~!上手く修理できたようで良かったじゃないですか
接着部分を剥がすのに
かなり苦労するんじゃないかと心配だったのですが
意外とアッサリできたっぽいですね。
ちなみにソールを剥がすときは
温めておいて、後は力技って感じです?
爪先。
多くの木型を見たわけではありませんが
いままで見たものは全て「爪先トンガリすぎー」と
思ってました(笑)
人それぞれ好みがあるのでアレですが
僕は、とにかく丸っこいのが好きですね。
けど修正もやり過ぎるとハマるってことを
経験して知りましたので
自分の木型はそこそこの丸さで勘弁してあげてます(笑)
ネンジさん>
私も温めてからやらないとダメかなと思っていたのですが、
ちょっと隙間があった所にドライバーをねじ込んだらなんとかなりました。
ウェルトは接着面積が狭いから剥がれやすかったのかも・・・
まぁ、丸いか尖がってるかと言えばどちらも丸い部類に入るんでしょうけど
もうちょっと丸くしたい感じはしますね~
木型を作れるってのがベストなんですけどね・・・