2009年10月04日
『こだわりの・・・』
8605
たぶんクラフト社の縫い針で一番長くて太い針だと思いますが、
この針、2年位全く折れなかった時期があったのに
最近折れる折れる・・・
自分だけだろうか?
ってなわけで針を買いに行きました。
新宿に居たのでハンズでも良かったのですが、
秋葉原でちょっと買いたい物があったので、
ついでに浅草橋まで足を伸ばして
レザーメイトさとうさんに行ったら・・・
自慢げにこんな物↓が出てきました。
こだわりのレザーメイトさとうオリジナル菱ギリ。
柄にはクヌギ(だっけか?忘れちゃった・・・汗)を使い
よくスッポ抜ける安っぽい金属の輪っかの替わりに
真鍮の輪がクギで打ち付けてあります。
刃先もある程度仕立てられたような状態になっているので
細い方は革砥でちょっと擦っただけでけっこう刺さってくれるし
仕立てるにしてもかなり楽なはず・・・
そしてなんと言ってもこの柄の短さが堪りません♪
一般に売られている菱ギリのと並べるとこんな感じ。
これなら手の小さい私でも掌にスッポリ収まってくれます。
これは手放せなくなりそうです。
更に今日は、そのレザーメイトさとうさんで、某超有名ブランド
○ermes・・・あ゛っ伏字になってない(笑)の職人さんって方にお会いしました。
日本人の職人さんが居たなんて知らなかった・・・
なんでも、年に一度だけ家族のために好きな物を作らせてもらえるそうで、
その時作ったというバーキンを見せていただきました。
モノホンのバーキンなんて周りに持ってる人居ないので
ここぞとばかり、それこそ中に頭を突っ込む勢いで
隅から隅までずずずい~っと見させて頂きました。
訊いちゃいけないかな?と思いつつ、前々から気になっていた
バーキンのカブセの天辺の1cm位あるコバの処理の仕方やら、
ベルトの裏には工房と職人さんと作った年を示す刻印が入ってること、
家族用に作った物にはロゴの下の部分に流れ星のマークが入ってる
なんて薀蓄まで教えていただいちゃいました♪
縫い針だけのために浅草橋まで足を伸ばした甲斐がありました。
ところで、コレ。
これもバックルって言うのかな?
手芸店で買って来ていざ使おうとしたらコレったら片方固定じゃん(汗)
その店には他に種類が無かったのでどうしたものかと
街をフラフラしてたら目に入った登山用品店の看板。
やっぱりありました~
人間たまにはボ~~っと街を歩くのもいいですねぇ~
ってなわけで、この前のパイピングはこんな物になりました。
ウエストバッグは初めて作ったのでちょっと自信無いけど
使ってもらって様子見です。
- by だい
- at 01:20
comments
細めの針ですが、僕もこないだ鬼のように折れました。
20cmを縫う間に7本も…orz
hirokiさん>
うわっ、20cmで7本!!
なんだか最近の針、全般的に折れやすくなってるような気が・・・
某ブランドの職人さんから直接お話を伺えたなんて羨ましぃ~
私も聞いてみたい事が山ほどある…
針はある程度の期間使ってると折れやすくなる気がします。
新品でも折れるときは折れますが(笑
最近は手芸用縫い針の細いものを使っていて、
ほとんど折れなくなりました。
僕も革を始めた頃は良く折ってました。
あるとき、予備の針まで全部折ってしまって、買いに行くのも遠いので、ためしに100均の木綿針を使ったのですが、これが調子いいんですよ。
最初に使った針がもう何年も折れずに現役です。
職人さんのお話、うらやましいです。
INUさん>
INUさんだったらもっと深~い話ができたかも知れませんね・・・
或る程度使って折れるんなら分らなくもないのですが、
最近新しい物がけっこう頻繁に折れるんですよね~
e-manさん>
木綿針ですか・・・
そういえば手縫いの真髄に書いてあったので
メリケン針を買って置いたの忘れてた・・・
プロの職人さんと話をする機会自体滅多にないのに、
よりによってHの職人さんですからね~
ラッキーでした。
Hの職人さんですからね