今日のおやっさん

このところちょっと忙しくてヘロヘロになってます。
で、３日前ヘロヘロのまま柿渋靴の裁断をしたら
間違ってＮＧの型紙で切り出してしまった（汗）
んなわけで、柿渋の染め直しなんかをやってました。

とりあえず、再度切り出す所までは出来たので、
今日はこの前買って来た革包丁の裏押しをしたものの
まだヘロヘロの状態継続中なので、集中力が・・・（汗）
今週いっぱいは使い物にならないな、自分・・・

ところで、ずっと前にもココに書いた事があるのですが、

東京レザーフェアに行って来ました。

ビルの４～７Ｆを使って展示しているのですが、
４Ｆを見終わって、５Ｆを見ていたら
And Leatherのアザラシ店長に遭遇。
「んじゃね」と分かれて６Ｆに行ったら
今度はパッチ専務が・・・
おいおい、バラバラに来てたんかい！（笑）

まぁ、出品のほとんどはクロム革なので、
正直なところ大部分が『こんな革もあるんか・・・』
って感じだたのですが、ちょっと目を引く革が・・・

イタリアのヌメのようですが、コシがあって凄く綺麗な革。
床の締まりが半端じゃなく、良い革ってきっとこういうのを言うんだな
と思いました。
小売もしてくれると言う事なので、サンプルをもらって来たのですが、
デシ単価が今使ってる革の倍近いんで
ちょっとおいそれとは使えないけど
機会があったら使ってみたいなぁ～

ところで、話は変わって革包丁の話。

昨日レスを書いていて思い出した事が・・・

確か暮れに何か届いてたぞ・・・

柿渋を塗り始めました。
今回はちょっと丁寧に塗ってみる事に。

２倍に薄めて一度塗って乾いたところ。
ちなみに右は塗ってない状態ですが、
うっすらスジが見えるかな？って程度で
ほとんど色が付いてませんね～
この時点では染液がス～っと革に染み込んで行く感じです。

柿渋ブーツの作り直しをするべく
型紙起こしから始めました。

羽根の形がイマイチ気に入らなかったので
型紙からやり直す事にしたのですが、
前回とあまりにも違うのでかえって不安が・・・（汗）
まぁ考えても分からないものは分からないので
この型紙で作ってみる事に。

ところで、知人から
『ちょっと頼みたいものがあるんだけど、作れるかなぁ？』
という連絡が入りました。

お題はコレ↓

ボックス型小銭入れ付きの二つ折り財布が出来上がりました。
結果的に試作品ってことになってしまったたヤツでは
原厚（1.1mm）のまま使っていたのですが、
やっぱ厚すぎかなという感じがしたので、表のみ1.1mmで、
内装は全て0.7mmに漉いた物を使ったので、
この手の財布らしい柔らかさに仕上がって、
とても使いやすそう・・・
って言うか、今まで作った財布の中で一番使いやすいかも・・・

前回の記事を書いていて思い付いたので
ゴムのりとスーパーボンドを混ぜてみました。
割合は当てずっぽうにゴムのり４～５：スーパーボンド１
なので色としてはゴムのりに近いです。

で、早速ハギレでへり返し実験。

とりあえず形にしました。
結果的に型紙を作るための試作品に成り下がりました（笑）

とりあえず試作用の１．０ｍｍのクロム革で組んでみました。
何とか行けそう・・・

でもちょっと頼りなくてホックが留めづらそうなので
芯材を使った方が良さそうです。

ってなわけで、

あけましておめでとうございます。
皆さん正月はゆっくりできましたか？
正月恒例の親戚回りも済んで
おやっさんは今日から始動です。

去年は靴に専念するために依頼を断っていたのですが、
『そろそろ靴以外の物も作らないとなぁ～』と思っていた矢先に
身内からサイフの依頼が来たので
まずそれから片付ける事にしました。

使うのは、だいぶ前にＡｎｄ　Ｌｅａｔｈｅｒで見つけて
あんまり綺麗だったもんだから、
ちょっと高くて使い道も思い付かなかったのに
衝動買いしてしまったこのイタリアンのカーフ。