2007年02月16日
『ん~~~イメージできん』
この前作ったデザートブーツの試作品
(表革だからチャッカー・ブーツって言うのかな?)は
おかげさまでかなり履き心地の良い靴になりました。
んな訳で、この不思議なダンダラ模様の革で作り始めたのですが、
出来上がりの姿が想像できない・・・(汗)
どんな靴になってしまうんだろう?・・・
まぁ、出来上がってみれば分かるわな(笑)
ところでこの革
厚さ2.0mm、床面を起毛してプリントされています。
茶色っぽく見える所はプリントと言うよりペイントって感じで
まるでペンキでも付けちゃったみたいな感じでケバが無く、
ツメで擦るとカリカリいうくらい硬い質感になっています。
こんな革、釣り込めるんだろうか?
まぁ、仮にシワになってもオイル・レザーみたいには目立たないんじゃないかと
思っているのですが、更に不安なのは、
爪先革と腰革の重なる部分に漉きを入れてるわけですが、
裏に吟面が来てるので吟面を漉くことになっちゃうんですよね~
もしかしたら強度不足になっちゃうかもね・・・
まぁそれも出来上がって履いてみれば分かるね
ってか、履く気になれるような雰囲気の靴になるのかな?(笑)
- by だい
- at 02:57
comments
これは…スゴイ柄ですね。
迷彩っぽくてかっこいいかもしれませんよ。
なんだか不思議な革ですねぇ
カナリ個性的な靴になりそうですね。
クロさん>
砂漠戦用の迷彩っぽい感じですよね~
ならデザートブーツにピッタリじゃん、なんて思わなくも無いのですが、
ちょっと毛足が長すぎるのも気になってきたりして・・・(汗)
スリッパには良さそうな革ですよ~(笑)
Haruさん>
誰も気付かないか、メチャクチャ足元が浮くかのどっちかですね
きっと・・・(笑)
確かに想像し難いですねぇ(笑)
パーツ取りの仕方でも感じが変わりそうですし・・
羽と腰革の部分だけに使ったりしても面白そうじゃないです?
金板すみません
つい最近までバックスキンは革の裏側だと信じてました
スエードってのと同じでしょうか
ぶるぅーすぅえーどぅしゅーぅ って歌ありましたっけ
ネンジさん>
革があまり大きくなかったので型入れに自由度が無かったのですが、
どこを取ってもあまり変わらないかも・・・
腰だけこの革?
もっと想像できない・・・(笑)
たつやさん>
私もわりと最近までバックスキンは裏革だと思ってましたが、
backじゃなくてbuck(鹿)だったんですね・・・
後に鹿に似せて加工した鹿以外の革もバックスキンと呼ぶようになったとか・・・
あん?
スエードとベロアは床面が表ですが、バックスキンと言った場合は
ヌバック(吟面起毛)を指すのかな?
ベロアは吟面を持たないに牛革じゃないかな
ピッグスエードなどは起毛の裏に吟面ありますね。
漉いた部分には補強に薄い吟を貼ったほうが
良いんじゃないかしら。
だいさんが、この革を買った時にはなにかイメージがあって買ったんでしょ?
fuseさん>
私も正確なところは分かりませんが、
ベロアとスエードの違いは毛足の長さなんじゃないかと・・・
以前浅草の革屋さんで訊いた時には(素材や吟の有無には全く触れず)そう説明されました。
Clarksのデザートブーツも吟無し牛の起毛革ですが『スエード』ってなってますし・・・
その分類でいくと、この革はベロアってことになりそうです。
強度に関しては、とりあえず爪先革には裏地もあるので
なんとかなるんじゃないかと・・・
正直なところイメージはありません(できません)でした。
淡色の起毛革は汚れが目立つけど、これならそんな事は無さそうだ
ってなくらいなもので・・・
あとは好奇心?(笑)
マーブルケーキというかチョコチップクッキーというか・・・。
おいしそうに見えます。ご飯食べたばっかりなのに(w。
革の分類って頭がこんがらがります。
Andさんとこでハギレ買ったんですが、どれがなにの革なのかチンプンカンプンです。
この革のブーツで砂漠に行ったら幽霊に間違われないかな・・・。
武助屋さん>
一般名詞的に通じる物だけでも把握しておきたいと思っていますが、種類多すぎますよね~
ホントに革なのかどうかも判断に迷うような物もあるし・・・(笑)
幽霊?なぜ?
スェードとベロアは毛足の長さの違いで、共に肉面(床面)を起毛させたものです。
床スェードというのもあるので、銀面の有無とは無関係でしょう。
バックスキンは鹿革の肉面(床面)を起毛させたもので、つまりは鹿革のスェードのことです。
なので、牛革のバックスキンというのは存在しませんし、直訳すると、なんじゃそりゃ?となります。
スェードやベロアが、革の加工方法であるのに対し、バックスキンは、ピッグスキン、シープスキンなどと同様に、革の名称なので、そう考えると区別が付きやすいかもしれませんね。
ちなみに余談ですが、スキンという言葉は、レザーに対して使う場合に原皮を指しますが、例えばピッグスキンは豚の原皮という意味では勿論なく、この場合は大きな動物の革を意味するハイドに対する言葉となります。
牛で考えると、成牛=ステアハイドvs子牛=キップスキン、カーフスキンです。
スキンには二通りのくくりがあるってことですな。。。ご参考まで!
RENさん>
昨日から気になって自分なりに調べてみたのですが、
バックスキンは牡鹿の吟スリみたいです。
(ちなみに雌の場合はディアスキンと呼ぶそうな・・・)
でも日本では起毛革の総称で「バックスキン」を使っちゃったりしてるみたいです。
牛だったらバックスキンじゃなくてバックハイドですね~(笑)
うわっ!だいさん有難うございます。
間違えて覚えていました。とある革の講習会を受けた時の資料を見返してみましたが、やはり銀すりと書いてありました。
記憶が正せて良かったです。感謝!!
RENさん>
いやいや・・・
でもやっぱり革って種類多すぎですよね~