2006年01月16日
『ばいせん』
コーヒーの焙煎をしていましたが、
今日は草木染の媒染をやってみることにしました。
買って来た媒染剤はこの三つ。
生明ばん、焼明ばんと硫酸第一鉄。
クロム系の媒染剤も欲しかったのですが、今日行ったお店には無かったので
後日仕入れて来ようと思っています。
明ばんは純白ですが、硫酸第一鉄は
こんな色してました。
綺麗と言えば綺麗ですがなんか毒々しい感じがするのは私だけでしょうか?
で、この前コーヒーで染めたタンローに塗ってみました。
上からコーヒーのみ、生明ばん、焼明ばん、硫酸第一鉄です。
濃度の問題もあるかも知れませんが、明ばんはほとんど変化がありませんでしたが、
鉄の変化は顕著ですね~
あとは鉄と他の中間くらいの色が出せれば満足なんですが・・・
ところで、ここまでやってふと頭をよぎった事があります。
媒染剤ってたぶんタンニンと反応してるんだよなぁ~
ってことは・・・
何も塗っていないタンローに硫酸第一鉄の溶液を塗ってみたら
グレーの革の出来上がり~!
鞣しの時に使ったタンニンとも反応しちゃうようです。
- by だい
- at 00:33
comments
硫酸第一鉄のはしっかり色が入りましたね、
でももうちょっと茶色っぽいほうが好きかなぁ
やっぱどうしてもグレーが混ざった色に
なっちゃうんでしょうねぇ・・
明ばんのは何度か重ね塗りしたらイイ色になりそうですね
ネンジさん>
最後に素のタンローに塗ってみて思ったのですが、
もしかしたら、コーヒーにじゃなく、鞣しに使ったミモザかなんかに反応してただけかもって気が・・・
今日メチャクチャ濃く煮出してもう一度やってみます。
クロム系の媒染剤も今仕入れて来たので、それも試してみます。
草木染のサイトを何箇所か見てたら、「明ばん以外はほとんど後媒染」と書いてあるのを見つけてしまいました。
で、試しに明ばんの溶液を先に塗ってみたら薄いグレーになりました。
でも反応してたのはコーヒーじゃないかも・・・(笑)
草木染は嫌味のない色に染まるから私も大好きです。
茶色の場合はアセンで媒染は重クロム酸加里の2%溶液。
濃茶色その後アセンの追加染めをして鉄媒染。
渋い黄色はしぶき(楊梅やまもも)を同じく重クロム酸加里で媒染。
明るい黄色は明礬の代わりに酢酸アルミニューム2~3%溶液。
もっと鮮やかな黄色には黄ハダをアルミ媒染でやってます。
鉄媒染は手軽な木酢酸溶液が使いやすいです。
ピオさん>
茶はアセンですか、近いうちに浅草に行こうと思っているので、藍熊さんに寄って買って来てみます。
今日誠和に行ったらしぶきも品切れだったので・・・
キハダはどんな色になるのか気になったので、買って来て今試している所です。
綺麗な色ですね~気に入っちゃいました♪
キハダも渋木も鉄媒染で暗緑色に変化しますので、一度試して見たら如何ですか?