2006年02月24日
『想定の範囲外』
さて、ローケツのころがしに挑戦です。
『どの染料を組み合わせるか』という
根本的とも思える部分が固まっていないので、
とりあえず、手元の染料を手当たり次第に塗ったくってみました。
まず、キハダで全体を染めました。
染めを始めたばかりの頃はあんなに色が入って行ってくれなかったのに、
最近は当時使ってたステア(成牛)ではなくキップ(中牛)のタンローのせいか、
もしかしたら染料が協力的になったのか(そんなこたぁ無い 笑)
すんなり染まってくれるようになってきました。
その上から赤系の染料(すおう)を塗りました。
私もダテに迷走していた訳ではないので、キハダの上からすおうを塗ると
オレンジ色になるのは想定の範囲内です。
蝋を落として乾かしたら・・・・
茶の面積がこの半分か3分の1位のつもりだったのですが、
どうやら染料を塗ってるうちにボロボロ剥がれ落ちたらしく想定外の存在感・・・
染料を塗る時の革の水分量の管理が悪かったのか?・・・
もう一つ想定外だったのが画像の縦方向に沢山ヒビが入ってしまった事です。
それに染料を混ぜすぎましたねぇ~
すおうを塗った所で止めておけば綺麗な革が出来たかも・・・
・・・というわけで、もう一つ試してみたのでそれはまた明日
- by だい
- at 00:58
comments
これは最近のはいまいち・・いまにいまさん位理解出来ないなか面白い物ができましたね~♪
すおうという物で仕上げた辺りはかなり面白い模様が出来ているようですが。
一番最後の荒々しい模様も虎っぽくて面白いかも♪
そうそう、あと縞々のジッポの画像を見た時には昔アメリカのクリスチャンバンドでいたSTRYPERという縞々バンドを思い出してしまいました。http://www.stryper.com/
ついに此処まで来ましたね。感想は如何ですか?
面白いでしょう!乾いてからの発色はどうなりました?
実は私の昨日の染上がりが一晩過ぎたら色が薄くなり、
黒のはずがライトグレー、深紫が寝惚けた夜明け色でした(苦;
だいさんの転がしは三回蝋の重ね置きをしてますが、一回毎に蝋を落として新しくその上に蝋を置き直しながらの三回だと、また違った味になると思いますよ。
う~ん、なかなか個性的な革が出来上がりましたね(笑)
こういう染めの作品ってあまり見たことが無いので
何か形になったところを見てみたいです
れいぎらんさん>
いや~すおうを塗った所で止めておけばよかったです。
過ぎたるは及ばざるがごとしって感じ・・・(汗)
でも、人間は失敗から学ぶんです・・・と現実逃避中(笑)
ピオさん>
おかげさまでやっとここまで辿り着けました。
ある程度自分なりに出来上がりを想像しながらやっていても
思い通りにならないものですね・・・
ピオさんが『蝋を落とすまで分からない』と言っている意味が良く分かりました。
でもとても楽しい作業です。
これが思い通りに仕上がったら本当に嬉しいでしょうねぇ~
まぁピオさんですら思い通りにならない事があるんですから絵空事に近いかもしれませんが・・・
今は早く結果が見たくて蝋を重ね塗りしましたが、一度落として置き直しても面白そうだなと思っていたので、
そのうちやっみるつもりでいます。
ネンジさん>
ん~~~~~
間違いじゃないと思うのですが、これは失敗です。
今晩UPする予定のもう一枚はもうちょっとマシなはずなので、
それでは何か作ってみようかと思っています。
さて、どんなことになるやら・・・