2006年02月25日
『伊達巻?』
前回のひび割れを見て、蝋に多少粘りを出した方が良いのかなと思い
2割位蜜蝋を加えてから、今回は赤系染料のすおうを使わずに染めてみました。
Zippoケースにした革と同じ染料の組み合わせです。
まぁ、あれならとんでもない状態にはならないんじゃないかという甘い考えです(笑)
染め上がりがコレ
前回よりはマシだと思うのですが、良いんだか悪いんだか判断つかない・・・(汗)
実は以前ネンジさんが言っていた【迷彩っぽい感じ】をイメージしていたのですが、
よ~く見ると・・・
何かに似てるなぁ~と思ったら伊達巻の断面?(笑)
おまけに緑が入ってるからカビが生えた伊達巻・・・(爆)
蝋が剥がれるのを恐れて茶の染料(アセン)をしっかり染められていないのも
見て取れますねぇ~(汗)
ヒビは減ってはいるようですが、もしかしたらこのヒビは
使ったレースの谷間(↓の部分)の影響のような気もしてきました。
今回は前回ほどとんでもない状態にはならないんじゃないかと思い
ちょっと大き目の革を染めてみた事だし、
何か形にしたらどんな風になるのかも気になるので
馬蹄形小銭入れ3月号はこれで作ってみようかな・・・
はーとさんのところの革漉き機直ってるだろうか?
次回はもうちょっとシンプルに染めてみる予定
ところで、今もの凄く肝心な事に気付いてしまったのですが、
一生懸命染めているけど、その革で何を作るか全く考えていなかった・・・(笑)
矢澤先生とピオさんに敬意を表して箱物に挑戦してみようかな?・・・
- by だい
- at 01:38
comments
カビた伊達巻って・・
そういわれるとそのようにしか見えなくなります(汗)
馬蹄形小銭入れもいいのですが
伊達巻と見間違えるような形のケースとかはどうですか(笑)
ネンジさん>
伊達巻と見間違える?・・・
だったら蝋を渦状に置いてから染めて、
駒合わせ縫いでフタしてペンケース・・・ってオイオイ(笑)
なんだか、芸術性が爆発してる感じですね。
これって、革の質感に変化は無いんですか?
どんなものなのか想像すら出来ずにいます(笑)
とおるさん>
美術的才能の欠如した私には、この偶然に近いまるで事故のように染めるこの手法は
自分の壁を破るのにとても都合の良い、ありがたい方法に思えます(笑)
ただ、色彩感覚とセンスと染料の知識の無さが・・・(汗)
革の質感は、前にとおるさんが赤く染めた革とさほど変わらないと思いますよ。
染色して硬化したヌメ革って感じです。
迷彩柄みたいでオシャレですね。
こういうのは大きくバーンと使った方が
味が生きるんじゃないでしょうか。