2006年09月14日
『そろそろ・・・かな?』
まぁ、こうして遠目で見るとただのヌメ革のベルトですが、
1ヶ月位前に作った柿渋で染めた革で作ったベルトです。
実験で日光に当てるとかなり激しく変色する事が分かったので、
今回は直射日光には当てず室内でこの状態のまま放置してました。
左が完成直後、右が現在の状態。
けっこう色が濃くなって来ています。
そろそろ使ってあげるかねぇ・・・
で、風邪は治りましたが仕事の方がまだちょっとバタバタしてるので
あまり進んでいませんが、昨日の反省点を踏まえて
ヘリ返しでサメ革馬蹄形小銭入れを作り始めました。
前回テキソン(厚)を使ってちょっと硬すぎる感じがしたので、
今回はテキソン(薄)に変更し、内張りのドイツヌメも1mmから0.7mmに変更。
たぶん前のよりは使いやすい物になるはず・・・
ところで、私は普段滅多にやらないヘリ返しをしている訳ですが、
何の因果か、クロム革の申し子、ヘリ返しのスペシャリストSATOSHIさんが、
ちょっと前にBLOGでクロム革のコバ磨きの実験をしていました。
クロム革もトコノールとヘチマでコバが磨けていました。
もしかしたらサメもコバ磨けちゃったりするんだろうか?・・・
- by だい
- at 02:40
comments
柿渋はやっぱりいいな・・・・
私もどんどん挑戦しなきゃ><
今度は固めの刷毛で粗塗りしてみます
だいさん見たいにうまくいくといいけどな・・・
ベルトがいい感じになってきてますね~
どんどん木製に近くなってる(笑)
おー。
木目っぽーい。
刷毛ムラがかっこいいです
それに加えてコバ磨きがきれい。
床面側とコバは柿渋無しですよね
コバの色が馴染んでいて美しいです。いいなぁ
私はヌメは使ったことがありませんが、
自然な変色が面白いですね。。。
クロムのコバ磨きに関しては、
どこかのレザークラフトのショップで、
「クロムなめしの革は磨けないよ」と聞いていたのを、
そのまま鵜呑みにしていました。
何でもやってみるものです。
色々試してみましたけど、
柔らかすぎて磨きにくいということはありますが、
どんな革でもトコノールでイケそうな感じでした。
まだ、よく分からないのは、靴の底などで、
テッカテカになってるのを見かけますが、
処理の方法が気になってます。
多分コテで、ロウなどを塗っているんでしょうけど、
???…です。
いつか試してみようと考えているんですが、
だいさんほどフットワークがよくないので、
いつかいつか…と先送り状態です。
べっちさん>
泥染めも面白そうですが、柿渋染めはお手軽なので
再チャレンジしてみてください。
Haruさん、クロさん>
逆に木のベルトって無いのかな?
たつやさん>
コバと床は染めていません。
ドボ漬けするより良さそうじゃありません?
SATOSHIさん>
誰が言ったか知りませんが、クロム革はコバを磨けないと誰もが思っていますよね。
実際、私がやってみた感じではコバがバサバサになってしまった物もあるし、
でもSATOSHIさんはどんな革でも磨けそうと言ってるし・・・
レザークラフトでは時々ある事ですが、同じようにやってみたつもりでも
違う結果になってしまったりしますからね~
ん~~~~もう訳分からん、やってみるしかないって事か?
今本を見てみたのですが、靴底はインクを塗って生乾きの状態で
艶出しコテというのを当てるようです。
ベルト いい色合いに変化してますね。
芯材って厚みの違いで随分変わりますよね。
テキソンの厚と薄って比べたこと無いのですが、
かなり感触違います?
INUさん>
テキソンは基本的な感触は変わらないのですが、厚い方はちょっとボンテックスに近づいた感じがします。
(そこまで硬くは無いですけど・・・)
でも使った物が小さい物だったせいか使用感にかなり影響しそうな気がしました。
ちなみに厚さは確か0.6mmと0.9mmです。
大事なことを言い忘れてました。
基本的にはトコノールでいけそうなのですが、
注意してやらないと、
磨く時に、吟面の塗装部分を落としてしまうことがあります。
あまり色落ちの激しい時は、コバに移るかも知れません。
私はペーパーをかけた後、
表面に定規を当てて磨きました。
とはいえ、あくまで自己責任でお願いします(汗)
ほんと、合板みたいですよね。
SATOSHIさん>
定規を当てて・・・
それが大ヒントのような気が・・・
武助屋さん>
合板(貼り合せ)じゃなくムク(一枚革)ですよ~(笑)
ベルトがいい色になってますね~。
もはや革といわれても信じがたいほどに木に近づいてるような…。
それにしてもコバがきれいです。