2006年01月18日
『ぐれーじんぐ』
突き詰めるとこれも奥が深いのかも知れませんが、
作業自体はとても簡単なグレージングってものをやった事がありませんでした。
暮れにAnd Leatherさんで買って来た栃木レザーのヌメ革が
3.5mm位の厚さで1mちょっとあるのでベルトを作ろうと思ったのですが、
ヌメ革を見慣れないせいかまんま使うにはなぁ~んか引っかかるものを感じるので、
グレージングをやってみることにしました。
真ん中がまんまの状態、右はウッド・ブロック、左はタオルで擦ってみました。
もっとがんばらないといけないのかと思っていたら、
案外簡単にツヤが出てくるもんなんですねぇ・・・
ついでにもう一つ
穴が開いてしまったリュックサックを修理しようと思っているのですが、
新しいオイル・レザーはツヤの無い状態なので、
作り直すとその部分の質感がえらく違ってしまいそうな気がするので、
オイル・レザーも擦ってみました。
いちばん左がまんまの状態、真ん中タオル、右がウッド・ブロックです。
もっと時間をかけると違いが出るのかも知れませんが、
タオルを使っても、ウッド・ブロックを使ってもほとんど違いが無いみたいです。
で、リュックサックに当ててみると・・・
ちょっとこれじゃ分からないか・・・
使い込んだ汚れや色、質感は出ませんが、何もやらないよりはマシかなって感じ・・・
まぁ、ヌメの部分直しよりはいいんじゃないかなぁ~
クロさんなんかはこういうの比較的楽そうだけど・・・(笑)
- by だい
- at 03:57
comments
楽です笑。
実は黒でも同じ革を買っていない
=ストックがなくなると違う革になってしまうのですが…。
厚さの違う革とかだと、色味が違って合わせられなかったり、近づけようと苦労することが度々。
黒革いいなぁ(笑)
ツヤの出しやすさも革によって違うんでしょうねぇ
先日ちょっとだけチャレンジしてみたのですが
なかなか思うようなツヤが出ず
めんどくさくなってすぐにヤメちゃいました(笑)
こういう修理のときなんかに
ずっと同じ革を購入できることって
大切だなって思いますね、
僕も早く自分の定番革を確定したいです
クロさん>
そうか、黒い革でも定番があった方がいいのね・・・
とおるさん>
ナチュラルの革は特に大変そうですね~
同じ革でも色が揃わないことがきっとあるんでしょ?
・・・と言いつつ、
オイル・レザーでも染色されているにもかかわらず、けっこう色のバラつきがあったりします。
出来上がってしまえばあまり気にならないですが・・・
ネンジさん>
ツヤの出具合は革にもよるんですか・・・
この2枚は拍子抜けするくらいあっさりツヤが出ちゃいましたが・・・
定番の革を決めてはいるものの、染色されていても日焼けはするので、完全には揃いませんが、
クロさんほどじゃないにしても、他の革よりは多少気が楽かもしれませんね~(笑)
実はガラスもウッドブロックも手元にあり、
全然使っていない(床磨きにしか)んですが。
リアルクロコ(実用)さんで商品を全て布で磨いているのを見てから、方向は違うのですが・・ヌメはグレージングして艶を出しておくのもいいのではないかとも思っていました。
本来布で磨くのは、艶を出すだけじゃなくて目に付きにくい汚れを取る意味もあるらしいですが。
作る側としては使っていって艶を出して欲しいですけど、買う側としてはキレイな商品がいいよなぁーって思うので。
グレージングもなんかそういう部分と共通する部分もあるのかなぁ・・・とかちょっと考えながら葉巻に火をつけています(嘘)♪
本題とはずれましたが・・だいさんのと同じオイルレザーは艶が出た方が革らしさ?みたいなのが出てくるような気がします♪
またあの革と格闘しています(笑)
れいぎらんぷすさん>
私もウッドブロックは床磨きにしか使っていませんでした(笑)
グレージングしようと思ったのは、ヌメって白っぽいからマットな状態だと
余計に汚れがつきそうな気がしたもので・・・
でも実際はあまり変わらないかもね、気休め(笑)
定番のオイル・レザーは確かにツヤが出た方が革らしさは出るのかも知れませんが、
まぁ、自然にツヤが出てくるのはそれはそれで味ですが、私はマットな状態が好きです。