2006年01月26日

『時期が悪いけど・・・』


この前試しにグレージングしてみたヌメ革を、ちょっと日に当ててみました。
日差しが弱いし、あまり日数をかけていないので、顕著な変化が出ていませんが、
場所によって焼け方が違ってきています。

この革の内訳は・・・

A→タオルで擦った部分 
B→グレージング無し 
C→ウッドブロックで擦った部分
D→ニートフットオイルを塗った部分
E→オイル無し
F→ミンクオイルを塗った部分

れいぎらんさんは『ミンクオイルを塗って焼くと赤っぽく焼けていく気がする』
と言っていましたが、今の時点で少なくともこの革に関しては、
オイルによる焼け方の差は出ませんでした。
それよりもグレージングに使った物による差の方が大きいみたいです。

普段私はニートフットオイルを使わないのでついでに試してみたのですが、
蝋が入っていないせいか、表面の感触がカサカサして皮膜も薄い感じなので、
とりあえず、タオルで擦った後、
しっとりと仕上がるミンクオイルを使ってみようかなぁ~

あっ、ついでに自家製クリームを作ってみるって手もあるか・・・

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comments

へぇ~擦る物でも違いが出るもんなんですねぇ

革の焼けたときの色合いはなめしの違いって聞いたことが
あるのですがホントのところはどうなんでしょうね?

僕はニートフットオイルは革の内部に油分を補給して
しなやかさを与えるもので
ミンクオイルとかラナパーとかは表面を軽く保護する
ぐらいのもんだと考えています
なのでパーツ段階でニートフットオイルを塗布しておいて
完成してからミンクオイルとかラナパーで仕上げって感じで
使うことが多いです

  • ネンジ
  • 2006年01月26日 09:14

ネンジさん>
いつもはオイルレザーを使っているので加脂は必要ないのですが、
この革の場合はやっておいた方が良さそうですね。
ミンクオイルも塗りすぎて脂過多の状態になると、グニャグニャした気持ちわる~い革が出来上がるので、
そこそこ浸透するような気がしています。
ラナパーか・・・
あのテカリが嫌で普段は使っていないのですが、この革ならいいかも・・・

やっぱ使う革によって勝手が違うもんですねぇ~

  • だい
  • 2006年01月26日 12:34
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