2006年01月27日

『ピオ式&岩井式』


染色用に買ったタンローが届きました。
これで思う存分迷走出来ます♪
・・・と言いたいところですが、金欠のためステアではなく
キップにしたのでので117デシしかありません。

と、ここまで書いて117デシに『しか』と付けてる自分に気付きました。
革の大きさに対する感覚がマヒしてきてるかな?・・・

で、今日は染め方比較をしてみることにしました。
なにしろ私は今までパイソン以外は染色というものをした事がないので、
とりあえずコレ↓

市販の水性染料、ローパスバチックを使ってBelief 岩井さんに近いやり方と、
ピオさんに近いやり方で染めてみる事にしました。
ボトルの裏側には原液で使えるような事が書いてありますが、
とおるさんの製作過程を参考にして、約3倍に薄めからて4、5回
刷り込み刷毛を使って重ね塗りしました。

Belief 岩井さん方式(上)は霧吹きがなかったので、刷毛でうっすら水を塗ってから、
ピオさん方式(下)は、適当なベニヤ板と新聞紙が無かったので、
『吸水性があればいいのかな?』ということで、
新聞紙の代わりにキッチンペーパー、
ベニヤ板の代わりにダンボールを敷いて床からたっぷり水を刷り込んでから
やってみました。

どちらもムラにはなっていません(と思う)が、ピオさん式の方が少し色が薄いです。
水を多く含ませる分、重ね塗りの回数を増やした方がいいのかも知れません。

ついでに染めムラ確認のために、草木染め染料(キハダ)を
少し大きめ(6デシ位)の革にピオさん方式でを染めてみました。

これは明らかに私の未熟さのため、少しムラになっている所がありますが、
まぁ、何かを作ってしまえばそんなには気にならないかな?というレベルです。
で、コレ、このまま何か作りたくなってしまうくらい、凄く綺麗な黄色なのですが、
赤染め比較の結果から考えると、
もしかしたらもっと濃い色に染まるものなのだろうか?・・・

ん?ここでもう一つ、重大な問題に気付いてしまいました。
草木染めのとき、どんな色に染まれば正解なのかを知らない・・・(滝汗)

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comments

117デシですか・・・
切り革しか買った事無いので、正直どんな大きさなのか想像できません(笑)

写真で見る限りでは両方ともそんなに違いが分かりませんね。
両方きれいだと思うのですが。
コート剤でまた変わってきちゃうんですかね~

なんだかチョット興味が出てきた・ホントにチョットだけ(笑)

  • Haru
  • 2006年01月27日 12:49

草木染めのときの本来の色ってのは
僕もわかりませんが
画像のは自然で優しい色に染まっていて
イイ感じゃないですか
なんつーか・・ホッとするような色です(笑)

  • ネンジ
  • 2006年01月27日 14:17

Haruさん>
畳一枚が約160デシなので畳より二回り小さいって感じですかねぇ~
面積だけで考えればリュックサックが2個取れる位の大きさなので決して小さいとは言えないはずなんですが・・・(笑)

写真では分りづらいですが、上の方がシッカリ色が付いています。
恐らくそっちが染料の本来出すべき色のような気がしています。
たぶん、コート剤でも変わってくるんでしょうねぇ・・・
岩井さんは『ニートフットオイルをすり込むだけ』と言ってました。
水性染料は退色しやすいと聞きますが、岩井さんから『色が褪せた』とは聞かないので、
案外大丈夫なものなのかも知れません。
気が向いたらぜひやってみてください、深みにはまるのを覚悟で・・・(笑)

ネンジさん>
基本的に黄色はあまり好きな色じゃないんですけど、この黄色はメチャクチャ気に入りました。
なんて言うのかなぁ~・・・癒し系?(笑)
これでサイフ作ったら金運良くなるかなぁ?・・・

  • だい
  • 2006年01月27日 14:52

手前味噌になりますが、ピオ式はいいような気がします。色が薄いのは回数を重ねる事で充分だと思います。やたら一時に濃い染料で染めては化学染料と言えど、褪色したときに汚くなりますよね。回数を重ねると言う事は、一旦完全に乾燥してから、再び床面から湿らせて染めるのがイイと思います。キハダの色ですがクロム媒染でしょうか?液晶画面から推察しますが、むしろシブキを染めると殆どこのような色になり、キハダをアルミ媒染すれともっと明るく鮮やかな黄色になります。いずれにしても草木染は初期の褪色が早いのですが、有る程度褪色して落ち着いてからの色に味わいがあると思っています。化学染料(特に塩基性のローパスバチック)の表面だけを染めてしまう物と比較すると違いが歴然とわかります。といっても好みによりますが…

  • ピオ
  • 2006年01月27日 15:36

ピオさん>
辻永さんのところに『乾ききる前に』と書いてあったので、表面から水気が引いたところで重ね塗りをしてたのですが、
ピオ式は一度完全に乾かすんですね。
まだ媒染はしていないので、今日帰ったらもう一度濡らして塗ってみます。
問題の色ですが、モニター越しなので見え方に差があると思いますが、実際はもうちょっと明るい色をしています。

一つ質問させていただきたいのですが、
草木染のサイトで布の場合の媒染の仕方を見ると、
煮る場合意外は乾燥状態で行うようなのですが、
革の場合も同じで良いのでしょうか?

  • だい
  • 2006年01月27日 17:31

布(木綿)については分かりませんが、私の場合は染料で染めた後水分が落ち着いてから、その後直ぐに媒染する場合が多いです。実はこうした方法の弊害か、このところ異種の媒染剤を併用しての失敗が続き、媒染するタイミングについて考えないといけないと反省しています。一種の染料で一種の媒染剤でしたら早めの媒染でいいと思ってますが…。異種の媒染剤を併用する場合の化学反応の恐ろしさを只今体験したばかりです(-_-;)アセ。

  • ピオ
  • 2006年01月27日 17:50

ピオさん>
仕事帰りの電車の中で考えていたのですが、
媒染がイオンの反応だとすると水分があって困る事は無さそうですよね。
まぁ、媒染剤も液状ですから乾いていても問題ないでしょうし・・・

一種類の媒染剤ならさほど問題にならなくても、複数の種類の媒染剤を使う時は難しそうですね。
これが複数の染料を使うとなると、どういう手順を踏むのかサッパリ見当がつきません(汗)

また工房に押しかけて話を聞かせてもらわないといけないかな?・・・

  • だい
  • 2006年01月27日 22:11

この黄色、ドイツの焼け具合に似てますねぇ♪
好みの色です。

赤は個人的に真っ赤にしたいほうなので重ね塗り必須です。
半乾きで重ねたと思います。
ムラは気にしないです(w。
コート剤も重要なんですよねぇ・・。
納得の色になってもギラギラしちゃうと萎えるし。

それにしてもなかなか真っ赤(僕の理想)にはならないものなんですよねぇ・・・。
とても難しいです。
カービングのバッググラウンドを赤く塗っている方々の赤は結構好きです。

  • れいぎらピ
  • 2006年01月28日 01:38

れいぎぴさん>
写真ではちょっと色が違って見えちゃってるかも知れませんが、
ドイツヌメはベージュ系の色ですよね?
コレはけっこう黄色いです。
でも、目に優しい感じの黄色♪

ん~カービングには興味が無いのでバックグラウンドの赤と言われてもどんなのだか・・・

  • だい
  • 2006年01月28日 16:30

先日、赤く染めたとき、なんかおかしいなぁ・・まだらで綺麗にならんっと思ったら、革をぬらすことを忘れてました(笑)
薄めて使うのが正解かどうか保障できないですよ・・・
当時、ユザワヤの店員さんに聞いただけでして、薄めないで染めたものと比較したわけでもないので。
ってか、ぜひ比較してください(笑)

  • とおる
  • 2006年01月29日 06:15

とおるさん>
え~っと、完全に分からなくなってきました(汗)
(詳しくは1/29『あん?』参照)
アルコール染料とかだとまた勝手が違ってきそうな気もするし・・・

比較実験めんどくさいんだよねぇ~・・・
というわけで化学染料は任せた!!(笑)

  • だい
  • 2006年01月29日 15:35
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