2006年02月17日
『やりなお~し!』
草木染をした革はけっこう中まで色が入るという事が分かったのですが、
ネンジさんの言うとおりステッチング・グルーバーで溝を掘ったらどうなるか
私も気になったのでやってみました。
そうとうガッツリ掘りましたがぜ~んぜん大丈夫♪
確かに色革ではグルーバーの溝の中の色がなくなって気になることがありますが、
そんな心配は無さそうです。
で、染め直した革の方ですが、
蝋を落としてみたら、また緑の部分の色が薄くなってしまっていました。
そんな訳で、その部分だけを残すように蝋を置いて鉄媒染をかけました。
んで、こんな感じになったのですが、
今回はがんばって辛抱強く染料を塗ったため、ヒビはともかく、
全体の色がハッキリしすぎて、前のいい加減に染めた方が雰囲気がいいぞ・・・(汗)
でもとりあえずZippoを包もうとしたのですが、突き目の時に裂けた・・・
んなわけでやり直しじゃぁ~!!
もう一度いい加減に染めてみよう・・・
- by だい
- at 03:23
comments
鉄媒染に限らず媒染剤が強すぎると革を硬化させ、ひび割れし易くなりますよ。鉄媒染だけで緑を濃くしようとしないで、やはり地色の染料をもう一度入れてからの媒染のほうが効果があると思います。
追記 目標以外を当で伏せても媒染剤が床面から浸入して、伏せたはずのアセンに影響をしてそちらまで濃くなってしまったんですよね。充分お分かりなのですが老爺心まで(笑)
ピオさん>
色が薄くなってしまうメカニズムは分かりませんが、
一度媒染してあるって事は反応するためのタンニンが足りないって事も考えられますね。
会って話を聞かせてもらうまで、染料を重ね塗りするということを考えた事がありませんでした。
少しずついろいろ試してみます。