2006年04月04日
『作ってみたかったんだよね~』
木型にはめて型を取っていたのは、このペンケースを作るためでした。
見事なまでになんのヒネリも無い、超スタンダードな物ですが、
私は基本的にこんな感じの物が好きだし、
これはかなり前から一度作ってみたかったのです。
ただ、既製品と違うのは長さ
私は仕事でいつもこんな古風な鉛筆を使っています。
書けて、消せて、おまけにちょっと遠いボタンも押せちゃうスグレモノです(笑)
でも新品の鉛筆って結構長いんですよね~
で、たまに社外で仕事する時に『鉛筆くらい持っていこうかなぁ~』
なんて時に入れる物が欲しかったのです。
自分としてはまぁまぁの出来かなと思うのですが、
こんなシンプルなものにも、やっぱり落とし穴がありました。
先端部分の角度がアマイです。
型にはめた時に芯を木槌で叩いておくべきでした(汗)
あとカブセの部分が、思ったよりやっかいだったなぁ~
んで、ペンケースつながりって訳じゃありませんが、修理依頼がありました。
今まで何度か自分の作った物を直した事がありますが、
意外に多いのがこんな感じの既製品を修理してくれという依頼です。
『コリャめんどくさい事になりそうだなぁ~』と思うようなもの、
特にクロム革の製品などの時は断るようにしているのですが、
まぁ、今回は一枚革で出来た製品の糸のほつれだったりするので受けてきました。
他のクラフターのところにもやぱりそういう依頼があるんだろうか?
- by だい
- at 02:36
comments
既製品のタバコケースを修理したことがあります。
ミシン縫いでジッポが入るポケットがほつれていたので
普通の縫い針と細めの糸を使ってダブルステッチ。
元の穴を生かしているので違和感なく修理できました。
キレイなペンケース!
シンプルで丸みがあって
いかにもだいさん作って感じですね~
先端の角度があまいって・・ん?
横から見たら斜めになりすぎてるってことですか?
僕は既製品の修理依頼がきたことは無いですねぇ
「ベルトの穴を開けて」ってことぐらいなら・・(笑)
このペンケースいいっすね~
こういう感じ大好きです。
http://www.nshcgj.jp/brands/faber-castell/premium/perfectUFO.htm
この鉛筆、チョット欲しいなーと思いつつ値段が値段なので眺めるだけにしてますが(笑)
クロさん>
やっぱり頼まれますか・・・
簡単に縫って済むようなものならいいんですけどねぇ~
ネンジさん>
「私らしい」と言うよりは「良く見る形」って感じですが・・・
本当は先っぽがもっと切り立った感じになる予定だったんですけど、
まぁ、許容範囲かなぁ~
ネンジさんに修理依頼が来ないのは、きっと違う物になって返ってきそうだから・・・(笑)
Haruさん>
あっ、そこ有名な鉛筆メーカーなんでしょ?
その鉛筆ちょっと気になるなぁ~私も手が出ないけど・・・(笑)
実は写真は違うけど、普段はトンボのリサイクル鉛筆使ってます。
あの方が持った感じも消しゴムも使い心地良かったりして・・・(笑)
根っからの貧乏人かも・・・(汗)
新しい物を作る時って、
色んな所に落とし穴がありますよねぇ。
それが原因で私の場合は、
ロングウォレットを完成させるのに半年も掛かっちゃいましたよ (^。^;;
既製品の修繕、私はきっぱりと断ります。
理由その1:私が使っている糸は『組み紐』で1mm程のぶっ太い物を使っているので既製品には合わない。
理由その2:面倒臭いからです (。・O・。)ウホホ
革を触っているって事だけで革に関する事は何でも出来ると勘違いしちゃう人もいるみたいで...
説明に困ってしまう事もしばしばです ┐(-。ー;)┌
木型にはめるの面白そう。。。
角度があまいって、
うまくすると、直角に近く仕上がるのですか??
ヌメ革ってすごい!
修理とは、タイムリーな話題ですね~
まさに今日頼まれたのは、グッチの手ひも直し。
その前は、クロコエナメルのハンドバッグの金具交換。
さすがに、クロコとか、磨きなおしとかは、断りました。
ややこしい修理ばっかり舞い込みます。。。
Belef 岩井さん>
そうそう【勘違い】多いですよねぇ~
まぁ、私もレザークラフト始めるまで革にクロムなめしとタンニンなめしがあるなんて
知らなかった訳ですから、分からなくも無いんですけど・・・
SATOSHIさん>
ヌメ革面白いですよ~
使ってみたくなったでしょ?(笑)
ちょっと厚めの革(2.7mm)を使っているので、もしかしたら難しいのかも知れませんが、
横はほぼ直角になっているので先っぽももっと直角に近く出来そうな気が知てるんですけど・・・
SATOSHIさんのところは修理、しかも難しいのが多いでしょうねぇ~
ほとんど私なら即断っちゃうような物でしょうけど、
SATOSHIさんは私とは桁違いのレベルのスキルを身につけていますからねぇ~
商売もあるでしょうから断るに断れないとか・・・
ん~~~~たいへんだ・・・