2006年04月28日
『ちょっとお試し』
今日は昨日切り出したパーツに目打ちしました。
INUさんもBLOGのネタにしていましたが、
目打ちの間隔ってけっこうバラつくので、これの目打ちも
横に目が並ぶように打つのがちょっとめんどくさいです。
まぁ、列ごとに目数が違ってしまうともっとめんどくさいことになるので
仕方ないですねぇ~
それから底と縫い合わせる方の辺のコバを漉きました。
前回自分用のリュックサックで、
1周して重なる所を縫うのにえらく苦労してしまったので、
今回はその辺りも漉いておきました。
ちょっと前に見たカバン屋さんのサイトに
『革の漉き方を工夫してパイピングの見せ方を変えるんだ』
みたいな事が書かれていたのですが、
コレの場合、どの位漉けばいいのかちょっと気にならなくもないですが、
大雑把な性格なのであまりシビアには考えていません。
ただ、あまり薄くしてしまうと縫い目が見切れてしまいそうな気がするんですよねぇ~
手縫いの真髄に『中高になるように漉く』と書いてあったので、
今までパイピングの革(1.5mm)は漉いていなかったのですが、
今回は漉いてみることにしました。
比較的大きくて厚い革の時、私は手前から縦方向に漉いていくのですが、
こんな細長い革の時は包丁を横に滑らすようにした方がやりやすいような気がします。
ついでに、手縫いの真髄には『良く揉んでおく』なんて書かれていたので、
ちょっとだけ揉んでみました。
なんかちょっとヨレヨレしちゃったけど、まあ縫っちゃえば大丈夫!
・・・なはず
- by だい
- at 01:03
comments
はじめまして。
マツと申します。
徹創さんの方に時々投稿させていただいてます。
漉きめっちゃ上手いですね~。
いとも簡単につる~っと一筆書きのごとくやってしまうなんて。
僕が真似したら銀面ごといってしまいますよ(経験あり)。
僕も目打ちがズレてしまうことが度々あるんですが自分の腕の問題とばかり思ってました。
ちょっと気が楽になりました(笑)
楽しみに拝見させてもらってますので体を壊さないよう気をつけて下さいね。
それこそ五十目打ちとかあったら楽なんでしょうねえ。
漉きももっと簡単に漉き機ほどでもない器具で均一に漉けないもんですかねえ。
pediしか使ってませんが。
マツさん>
ようこそ!(笑)
包丁をメチャクチャ切れる状態にしておくというのが大前提ではありますが、
実は吟面まで逝ってしまわないようにするためのちょっとしたコツがあるんです。
せっかくなので、今晩のネタにさせてもらいます。
菱目の目を引っ掛ける時の引っ掛け具合とか打ち込みの深さとかで結構変わってしまいますよね。
目数合わせや1周した時の帳尻合わせにはかえって都合が良いんですけど・・・
クロさん>
50目打ち、誰かさんが作ってたけど(笑)それはそれで打ち込むのが大変そう・・・
Pediは刃が湾曲しているので凸凹しちゃうし、コントロールしづらくてかえって難しく感じます。
均一にというのは難しいですが、包丁に慣れちゃえばそんなに大変じゃないですよ。
こんな用途の斜め漉きはそんなにシビアに均一である必要は無いような気もするし・・・
パイピングのパーツ 菱目の跡をみると折り曲げてから打ってますよね。
私の場合 両側を別々に打ってたので、余計に菱目のズレが気になるのかも…
こういった細いパーツも、ズレやすいですよね。
今夜の漉きの記事 楽しみに待ってます。
INUさん>
実はコレ、別々に目打ちしてます。
見えない所だからあまり気にする必要は無いのかも知れませんが、目の向きがなんか気になるので片方は裏から・・・
これに使った菱目打ちは逆向きなので普通の向きの菱目打ちを使えば表からできないかなとも思ったのですが、
ひうちやさんの菱目打ちとはピッチも形状も違うので断念しました。
なので表から打った菱目をチラチラ見ながら・・・(笑)
私は接着剤を使わないので折り曲げて打つとかなり高い確率で失敗します。
大きいものだと
目数を合わせたり数えたりするの大変そう~
僕は使ってないのですがルレットってどうなんでしょう?
アレもだんだんズレてきちゃうのかな~
ネンジさん>
目数を数えるのは大変ですけど、距離が長い分帳尻合わせはしやすいです(笑)
ルレットってどうなんでしょうね?
うちのルレットは里親に出してしまったので今となっては比べようが無いですが、
たぶん菱目打ちのピッチとは微妙に違うんでしょうねぇ~