2006年05月02日

『やっちまっただ・・・』


今回、手縫いの真髄に書いてあったとおりにパイピングの革を漉いてみたのですが、
縫ってたら裂けてしまいました(汗)
1.5mmの革を使っていたのですが、薄くしすぎたのかも知れません。

でも、一応どんな感じになってるのかを見るためにひっくり返してみました。

あんまり綺麗じゃない・・・

そんなわけで、パイピングの革を漉くのはヤメました。
でも・・・


これは今愛用しているリュックサックのポケット部分ですが、
冷静になってよーく見てみると→の辺りがモッタリしてしまってます。

ちょっと前にどこかのカバン屋さんのサイトに
『パイピングを綺麗に見せるために漉き方を工夫している』
みたいな事が載っていたと書きましたが、
コレの場合マチ(これも1.5mm)のコバを漉いていなかったのが原因かと・・・


んなわけで、マチの内縫いする側だけコバを漉いてから縫ってみました。


内縫いの物はこのひっくり返す瞬間のスリルがたまんないんですよねぇ~♪


わりといい感じのようなので、ポケットも同じ要領で作ることにします。

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comments

漉きって技術だけでなく、どこをどれ位漉くか難しい問題ですね。
強度と見え方も関係して…
こういう事って経験から来るんでしょうね。
私、もっと経験積まなければと最近つくづく思います。

  • INU
  • 2006年05月02日 03:42

僕は1.5mmの革を漉く自信がないです。
薄い革だと歪んだりしするので漉き作業自体もそうですが加減が難しそうです。
かりに漉いたとしても怖くてテンションかけられなかったりとかしそう(笑)

僕もゴールデンウィークというものには縁がないですね~。
出かけてるといっても友達から夜の誘いが多いだけです。
最近は夜友達と食事→帰ると妹が(パソコンを)占領→深夜にネットって流れが定着しすっかり夜更かし人間になってしまいました。

シルバーいじってた頃タガネとかの加工をしていたせいか火造りの道具を見るとつい手にとって見てしまうんですが
ひうちやさんの目打ちは道具としても使いやすそうなので今度浅草いったら買っちゃうかもです(お金ないけど)

  • マツ
  • 2006年05月02日 03:49

失敗...
へこみますよねぇ。
何と言っても革がもったいない。
私は二つのハーフウォレットを作るのに、
約3個分の革をゴミ箱行きにした事がございます ┐(-。ー;)┌

細い突き切りノミの件、甘えちゃっていいですか?
勿論代金は振り込みさせて頂きますので。
あたりまえですよね (^。^;;

  • Belief 岩井
  • 2006年05月02日 19:23

INUさん>
パイピングなので負荷はかからないと思ったのですが、縫う時に負荷がかかったようです(汗)
どれ位漉くか・・・難しい所ですね。
これの場合もしかしたら目打ちした線の外側だけを漉けば良かったのかも知れないなぁ~と思っています。
まぁ、物事何でもそうですが、一部の天才的な人を除いては、踏んで来た場数が物を言う気がします。

マツさん>
マツさんも黄金週間とは無縁の人でしたか・・・なっかま~♪

今使っているリュックサックを漉いていなかったのは、
私も1.5mmを上手く漉ける気がしなかったからだったりします。
やってみたら結果的に失敗しましたが・・・(汗)

工具って使わないの解ってても欲しくなっちゃう物ってありません?

Belief 岩井さん>
私の場合基本的に【ダメもと】のつもりでやっているので、失敗してもあまり凹みません。
・・・というか、いいかげんな性格してるので、『こりゃ失敗したかな?』と思っても、
強引に完成させてしまう事が多いもので・・・

突切りノミの件、了解しました。
次いつ頃行けるかちょっと今は予定が立ちませんが、入手したら連絡します。

  • だい
  • 2006年05月02日 19:32

よろしくお願い致します。

  • Belief 岩井
  • 2006年05月02日 22:17

こんばんは お久しぶりです。
パイピングの方法が僕の習ったやり方と大分違います。
矢沢教室で習ったときは、殆どの場合サイビノールで接着して
から縫い合わせます。
中高に剥いたパイプ用を二つ折りしてから床面で張り合わせ、
表の吟面のヘリ3ミリを80番の紙やすりで荒らしておきます。

縫い合わせる相手の本体とマチも床面5ミリ幅を斜目スキして
吟面のヘリを3ミリ巾ヤスリます。この3箇所のコバを揃えて
サイビノールできちんと張り合わせてから、マチの裏側から菱目を
ある程度打ち込んで(厚さがあるので)さらに菱錐できちんと本体裏側まで穴を通しておき、それからまとめて縫っていきます。

この方法が良いかどうか、また本職の方のやり方と違うかもしれませんが、
手縫いは吟面の縫い代をヤスリで粗らす。
サイビノールできちんと貼る。
ねじ念で線を引いて菱目を打って縫う。
そんな方法で私はやっています。

  • ピオ
  • 2006年05月03日 00:27

ピオさん>
確かに手縫いの真髄にも仰るとおりのやり方が書いてありました。
ただ私の場合、子供の頃から接着剤を塗るのが下手なのと、
今回のように失敗した時にすぐにバラせるという理由でこのようなやり方をしています。
改めて読み返してみたのですが、私は縫い代を5mm取っていたのですが、
3mmにしたらもしかすると表の雰囲気も変わって来るかも知れませんね。

ちなみに私が見せてもらった職人さん(ミシン縫い)はパイプ部分のみを接着して、
パイプと本体、その後マチと2回に分けて縫い付けていました。
手縫いではちょっと考えられない縫い方で驚きました。

  • だい
  • 2006年05月03日 02:00

パイピング脇のモッタリ感、
パっと見パイピングが2本並んでるようにも見えて
けっこう好きなんですけど
マチ側を漉いたスッキリ感もイイなぁ(笑)
作る作品のイメージに合わせて
使い分けるのもいいんじゃないです?

  • ネンジ
  • 2006年05月03日 09:42

ネンジさん>
ネンジさんにはいちばん説明しやすいや・・・(笑)
リュックサックのポケットの所を見てもらうと分かると思うのですが、
本体に縫い付けてある部分に向かってちょっと絞られたような形になっていませんか?
モッタリを無くすとその絞られた感じが薄くなるような気がしてるんですけど・・・

  • だい
  • 2006年05月03日 17:06

なるほど!確かに少し絞られた感じになってます、
リュック本体の菱目穴の列を拡大するような感じで
少し広げれば解消されるかな~とも思ったんですが
逆に絞られ感が強調されるかもしれませんねぇ・・
やっぱマチ側を漉いたほうがカッコイイかな(笑)

  • ネンジ
  • 2006年05月03日 18:26

ネンジさん>
それをやろうとするとマチの形状が恐ろしく複雑になりそうな・・・(汗)

  • だい
  • 2006年05月03日 22:19
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