2006年08月10日
『珍革シリーズ その1』
今日から馬蹄形小銭入れ珍革シリーズスタートです。
まずは、ずーっと前に作った財布の余りのコードヴァンで、
前回の赤コードヴァンのリベンジ。
その後予定しているのは・・・
アザラシ店長のお店で仕入れたアザラシ革(笑)
実は漉きをお願いしたのですが、あまりにも革が小さいので、
その時たまたま浅草橋店の店番をしていた日暮里店の大門店長に
『日暮里店の革漉き機で漉いちゃえば』と言ってたのですが、
革漉業者がメチャクチャ忙しかったらしく、結局日暮里店で漉いてくれました。
ありがとうございました~
で、この革を買った時は表だけならギリギリ足りそうだと思ったのですが、
『ちょっとヤバイかな?』と思っていた矢先に
アザラシ店長からこのネイビーのアザラシが出て来たのでキープしてると
連絡をもらったので、迷わず入手。
色はツートンになっちゃうけど、これで内側もアザラシで行けそうです。
あと、ネイビーのアザラシを受け取りに行った時に、
前回行った時に気になっていたちょっと変ったサメ革も仕入れて来ました。
よく見るサメ革は左上のようないわゆる吟スリって言うんでしょうか、
ちょっと起毛してあるようなマットな柔らかい革ですが、
それよりもハリがあって使いやすそう・・・
あとカバ革を狙っているのですが、どうやら切り売りはしないという事なので、
某専務の気が変わるのを気長に待つ事にします。
んで、とりあえず今日はコードヴァンが完成。
前回よりはマシですが、ちょっと納得出来てません(汗)
やっぱコードヴァンにはコードヴァン独特の難しさがありますねぇ~
またリベンジしなければ・・・
ところで、明日はアザラシを作る予定ですが、心配なのがコバの処理です。
とりあえず、オイル・レザーに貼り付けてトコノールで磨いてみました。
クロコダイルの時のようにツルツルにはならないようです。
一応繊維はまとまっているように見えなくもないのですが、
ん~~~~~~微妙だ・・・
どうしよう・・・
- by だい
- at 03:37
comments
コードバンのやつ、
キレイに出来てるように見えますが
納得できてないってどこがです?
他の革でもそうですが
コードバンもコードバンなりの扱い方がありますよね~
僕はステッチ脇のモコモコが目立つのが
ちょっぴり気になるので
ソコをなんとかしたいなと・・・
磨いてもダメなのは塗っちゃうしかないんでしょうかね?
僕は「コバコート」みたいなテカった質感も嫌いじゃないので
磨けない革とかめんどくさいときには使ってます。
ネンジさん>
ちょっとシャープさを出そうと思って、いつもより少し薄くなるようにしたのは上手く行ったのですが、
全体にぷっくりさせるために下側のラインが船底みたいな形になるようにマチを貼っているのですが、
ちょっとカーブがキツ過ぎた・・・(汗)
革の厚みも(1.0mm)ちょっと薄かったかも・・・
あと、写真じゃ分りづらいですが、ワキも甘いです。
ステッチ脇のモコモコね、解ります。
私もちょっと気になっていたので、今回は麻糸は使わず、
ちょうど余っていた、シニューの3分の1に裂いたやつを使いました。
多少は効果あったかな?・・・
クロさん>
幸い磨いたらコバがバサバサして来るような事は無いのですが、何かを塗るしか無いでしょうねぇ~
今、バスコにするか、トコノールで磨いた後豊島化学のトップコートを塗るかで迷ってます。
ご無沙汰です。
珍革シリーズですか。
色々な表情が出てきそうですね~
コードバンは単純にカッコいいと思いました。
コードバン カッチリしてて綺麗ですね~
特有のテカリが馬蹄形の様な立体物に合ってる気がします。
アザラシにサメ どちらも綺麗なブルーですね。
楽しみです。
なんかパキッとした感じですね>コードバン
鮫は左上のようなものしか見たことありません。
どんな風合いなんでしょう?
そしてアザラシ。
うちのはどうやらアザラシじゃないみたいですが
この綺麗なブルーの革がだいさんマジックでどう仕上がるのか楽しみです。
でもブルーの革って涼しげでいいですね。
Haruさん>
「いけあ」から更新されていないのでどうしちゃったかな?
と思っていたのですが、元気そうで良かったです。
珍革博物館をもっと充実させたいと思っているのですが、
カバがなぁ~(笑)
INUさん、武助屋さん>
このコードヴァン写真写りがいいみたいです(笑)
実際はカッチリもパキッとも・・・(汗)
色がかぶっちゃうかなとも思ったのでサメは沢山種類があったから
他の色にしようかとも思ったんですけどねぇ~
ヌメ系の革だと鮮やかな青は無いので余計に惹かれちゃうのかも知れません。
それとも知らないうちに青が好きになったのかなぁ?・・・
武助屋さん>
あの毛皮アザラシじゃなかったんですか?
じゃあ、あれはいったい・・・