2006年09月20日
『2ヶ月待ち』
で、ちょっと並べて見てみると、なんとなく刃の形状が違っているような・・・
試しに打ってみると・・・
んで、縫ってみました。
やっぱり多少雰囲気は変わってしまっていますが全然悪くはないかと・・・
かえって去年ピオさんに頂いた逆向き7本目の菱目打ちの縫い目に
雰囲気が近い感じになった気がします。
ところで、ワニの馬蹄形小銭入れの内側に使う0.7mmのドイツヌメが
在庫切れになってしまったので、ついでにレザーメイトさとうさんに寄ったのですが
そこで珍革発見!!
何の革だか分かります?
ウナギ革です。
馬蹄形小銭入れを作るにはおあつらえ向きな約10デシ。
どうやってつなぎ合わせてあるのかと思ったのですが、縫ってあるんですねぇ~
これで珍革博物館にまた新種を加えられそうです。
そういえば、以前レザーメイトさとうさんで話をしていたのですが、
いろんな職人さんの後継者不足がかなり深刻なようです。
どこぞのお店でも「ここ2、3年で上手い包丁を作る職人さんが急に居なくなった」
とも聞いたし・・・残念な話です。
あと20歳若ければ考えたのになぁ~(笑)
ちなみにさとうさんのオススメは革のシボ出しをする手揉み職人だそうです。
『キリシメンとちょっと大き目のテーブルがあれば
他に元手が要らないからやってみない?紹介するよ~』
ってスカウトされちゃいました(笑)
でもちょっと興味あるなぁ~考えちゃおうかなぁ~(爆)
- by だい
- at 00:23
comments
自作の菱目打ちが普通のと逆向きので
刃の形がちょっと違っちゃってて気になっていたのですが
プロでも全く一緒じゃないってのがわかって
安心しました(笑)
縫ったときに目立たなければ何でもいいですよね~
ウナギ革って売ってるんだ!
縫ってあるってことですが裁断したときとかって
解れたりはしなさそうです?
しかしホントに珍革博物館になってきましたね~
手揉み職人になったときは宜しくおねがいします(笑)
出た!うなぎ革
普通は食すものですから、そもそも何を作る目的でなめされたのでしょうか
鉄媒染で焦げ目とタレの色をつけて・・・
職人さん、職種自体がどのくらいあるのでしょう
革細工やってると工程ごと、材料ごとにこれを作ってる人がいるんだなぁ、って思います
大工道具の本を読んで、木にホゾ(穴)を開ける専門職がいた、というのに感心した覚えがあります
ネンジさん>
ハンドメイドだから多少のバラつきはあるんでしょうけど、
たぶん違う職人さんが作ったんでしょうね~
ってかそれ以前に菱目打ちを自作しちゃうってのが私は未だに納得できない!(笑)
初めて東京でオフ会をやった時に、待ち合わせの町田ハンズでAyaさんに『これがウナギ革だよ』と教わって以来
売ってるのを見たのは2度目です。
縫ったのを折り返して接着してあるのでそうそうバラけては来ないと思うのですが、
こればっかりはやってみないと・・・
手揉み気になるなぁ~
キリシメン作ってちょっとやってみようかな?・・・(笑)
たつやさん>
アジアではウナギ革がブームらしくて大人気らしいですよ。
薄くてメチャクチャ丈夫なんだそうです。
どのくらい職種あるんでしょうね?
革に限っても鞣し、染め、漉きは基本的に分業になってるよですしね。
工具関係もかなり細かく分かれてそうですね。
ホゾを彫る専門の職人さんがいるんですか!!
かちょええ!
うなぎの革・・・・・肉は何処に行ったのだろう・・・食べたいです( ̄¬ ̄) よだれ
どの職業でもやはり職人と呼ばれるかたは少なくなっているんですね。
いい物がなくなっていく悲しいことです><
うなぎの革なんて売ってるんですねえ。
亀や鯉や鮭の革もあるのであっても不思議ではないですが。
革関係に限らず職人の後継者は慢性的に不足してるようですがいい物を作れる技術がなくなってしまうのは悲しいことだと思います
べっちさん>
通常食べるウナギは皮が付いているから、このウナギの中身はどこに行?
そのうち火造りの工具なんて手に入らなくなっちゃうかも知れませんね・・・
マツさん>
売ってましたね~ウナギ革
あとはゾウとカバをなんとか制覇したいなぁ~(笑)
聞いた話では、後を継いでも先代のように作れないって事もあるようで・・・
難しいですね~