2006年11月16日
『ゾウだゾウ』
ちょっとヤバイんじゃないかと思っていたのですが、
珍革でありがちな菱目が見えないって事も無く、意外と快適に縫えました。
ちなみに糸は、
前にラミー糸をグレーに染めたら青っぽくなってしまった事があったので、
たまたまこの革を入手した日に買ってあったグレーのツレデ糸が
早速役に立ってくれました。
ツレデ糸ってけっこうカラーヴァリエーションが豊富なんですねぇ
コバは最初白と黒のバスコを混ぜて塗ろうかと思っていたのですが、
昨日せっかく試したので、黒の染料で色を付けてから
無色のコバワックスをコテで溶かし込みました。
ここで気付いたのですが、
黒いコバの時に無色のコバワックスを使った場合、
よーく拭き取らないと白くなって、まるでブライドルレザーみたいな
状態になってしまうので、黒いコバワックスを使うのが正解のようですね・・・
- by だい
- at 02:46
comments
さすが、噛み合せがピッタリと締まってますね。
私も、もう少し頑張ってみます。
SATOSHIさん>
ワキが開かないようにするのがけっこう難問だったりするんですよねぇ~
ちょっと高めの既製品をよ~く観察するとヒントを掴めるかも知れませんよ~
頑張ってください!
ゾウ革、シブイ色ですね~結構好きかも(笑)
ツレデ糸 ありがとうございました、
まだ試していないのですが
ハリがあって使いやすそうです
色の種類が豊富と聞いて
ますます良いな~と思えてきました(笑)
ちなみにアレって太さも色々と種類があるんでしょうか?
コバワックス、白くなりますね~
よく拭き取ったつもりでも
曲げると割れたみたいになって浮いてきたり・・
そっか・・色の似たのを使えばいいんですね
色々な、質感の素材を使ってもぴたっと収まっていて、馬蹄形小銭入れを極めましたね~。
またひとつ、珍革で完成させましたが、あと他に思いつくのは、かねてから懸案のカバくらいですか?
像の革、
そして小耳にはさんだ事があるのですが、
サイの革...
一体どういった経路で入ってくるのでしょうかねぇ?
確か両方とも捕獲禁止だと思うのですが...
だだっ広い荒野に転がっている死体を裁くのでしょうか?
それとも、動物園かな?
ネンジさん>
ゾウってこの色が多いと思うのですが、そういえばグレーの革って少ないですよね。
ツレデ糸独特でしょ?
他の太さがあるのかどうかは知りませんが、
レザーメイトさとうさんにはあの太さしかありませんでした。
色の種類があるといってもビニモみたいなことは無いですが、
わりと鮮やかな色が多かったような・・・
コバワックスは無色と黒、茶もあったかな?
まぁせいぜいそんな種類しかないと思うのですが、
とりあえず黒には黒のコバワックスを使うべきですね、きっと・・・
takasakiさん>
And Leatherのカバ革は候補としてロックオンしてますが(笑)
まだ手持ちだけでもエイとウナギ、それから馬蹄形小銭入れに出来るかどうか微妙ですが、
ジャクルシーがありますよ~
入手の難しい革も多いと思いますが、思いつくだけでも
まだペッカリー、カンガルー、クジラなんてのもありますから・・・
そうそう、ペンギンの革って見てみたい!
Belief 岩井さん>
量は少ないと思いますが、ゾウ革も正規に取引されてるみたいですよ。
原皮をどうやって調達してるのかは知りませんが・・・
だいさん、お久しぶりです。
相変わらず精力的ですね、象の皮は、私も一度見たことがあるのですが、とても高価なモノじゃなかったのでしょうか?
確か今は、ワシントン条約で輸入も制限されているので一段と高価なんでしょうね、ちなみに私は象革のウエスタンブーツを持っています、これも高いんですよ!!
Bananaさん>
ゾウ革のウエスタンブーツですか?!高そう・・・
バブルの頃ゾウ革で出来たゴルフのキャディバッグを見た事がありました。
¥100万位してた・・・(汗)
でも革自体はクロコダイルの方が高いと聞たことがあります。
供給量は少ないでしょうが需要も少ないからでしょうかねぇ?・・・
象革は、あるところにはあります。
お値段はオーストリッチとワニの中間くらい。
小銭入れとお揃いの小型のショルダーなど、3万円台でできますよ。写真を見てね。
http://realcroco.com/D4_260htm.html
http://realcroco.com/A3_83.html
http://realcroco.com/F2.html
ちなみに象製品の売り上げの一部は象の保護のために使われているそうです。宣伝失礼しました。。。。。
ところで、その小銭入れ、本当に象なの?
うちの革の拡大画像にはこのような細かい隆起が・・・部位による違いでしょうか?
http://realcroco.com/A3_83.html
N.O.さん>
タイムリーにゾウ革のバッグを作ってたんですね。
ワニ革は単価の設定が特殊なので、私なんかには価格の比較がしづらいのですが、
ワニとオーストリッチの間位ということは、
デシ¥500~800位な感じでしょうか?高ぇ・・・(汗)
この革がゾウかカバかでもめたのですが、とある詳しい人に訊いてみたところ、
『ゾウ革じゃない?たぶん鼻の所』ということでした。
確かに以前ゾウの鼻と耳の革を見たことがあるのですが、
身体部分とはシボの入り方が違っていたのを記憶しています。
仮にこれがゾウではないとなると他に思い当たる動物もいないので、
ゾウということにした次第です。
それにしてもオーストレッグのバッグなんて物があったんですね、
気付かなかった・・・