2006年12月13日
『たったこんだけ?』
昨日、爪先の型紙を起したのですが、
形に不満が出てきたのと、
『もしかしたら間違ってるかも・・・』という気がしてきたので、
最初からやり直してとりあえず裏の型紙まで切り出しました。
ドえらく時間がかったわりに、
出来上がった型紙は表、裏合わせてたった6枚・・・
しかも合ってるかどうかわからん・・・(汗)
ところで・・・
以前にも書きましたが、テキストを見ていると、
靴にはレザークラフトをやってきた人間にはちょっと信じ難い
ムチャな工程があります。
これもその一つ
爪先の裏地の型紙なのですが、ベロの部分を5mmほど大きめに取っています。
さらい代というらしいのですが、
表のパーツと縫い合わせた後、はみ出した部分を以前紹介した
ヘリ落しのオバケみたいな工具市切りで
切り落とす(さらうと言うらしい)のだそうです。
やっべぇなぁ~失敗したら泣くな・・・
とりあえず、明日以降この型紙で革を切り出して進めるつもりですが、
切り出した後は漉きが待っています。
漉き方自体は斜め漉きなのですが、テキストには
貼り込み、折込み(ヘリ返し)、縫い割り(内縫いしたものを広げる)の時の
それぞれの漉き方まで書いてありました。
ところで、
履き口の部分はその折込み(ヘリ返し)にしようと思っているのですが、
この内カーブってやりづらいんですよねぇ~
馬蹄形小銭入れ程度のカーブでもイヤ~な感じがしてるのに
こんなに曲がってて大丈夫かな・・・
何か凸状に湾曲した物の上で漉いたらやりやすそうだけど、
適当な物が思い当たらないなぁ~
- by だい
- at 02:30
comments
ちょっと目を離した間に着実に進んでますね(笑)
パーツ、6枚ですか
うーん意外な感じがしましたが
言われてみればそんなもんかぁ
「さらい」ってなんか恐ろしい工程・・
でも、ベロって後で切り落とすしか方法がない箇所なんでしょうか?
縫うのは型を入れる前・・ですよね?
何か縫う前に切ってはいけない理由があるのかなぁ・・
ネンジさん>
『たぶんココが最初の難関だろうなぁ』とは思っていましたが、
やっぱり訳わからん・・・
で、苦労した挙句出来た型紙は6枚です、なんてこった・・・
既製の靴を見て想像したのですが、
たぶん、縫ったキワを断面が斜めになるように切り取るために
【さらう】んじゃないかと・・・
6枚に凝縮されているところに期待感上がりますね。何だかワクワクしてきました。レベルは違うものの、革細工始めたばかりの自分にダブって来ます。
お久しぶりです
凄いですね!靴作りに進入ですね。
内カーブの斜め漉きはハンズで売っている半円形の木棒を利用したら良いと思います。庖丁も傷まないし・・・
あとは革庖丁を一丁専用に丸刃に仕立てて置けば平らなところでも内カーブが楽に剥けます。
履きやすさの為なのか、脱げにくさの為なのか
履き心地の為なのか・・・頭グァングァンしちゃいますね。
買い物王さん>
あんまり期待しないでくださいね~
自分とダブって感じるのは私が靴細工の初心者だから・・・(笑)
ピオさん>
高間さん見たいには行かないでしょうが、以前から興味はあったので、
自力でどこまで行けるか挑戦してみることにしました。
なるほど、半円の木棒ですね・・・メモメモ
実は丸包丁を持っていたのですが、
研ぎが難しくて刃先を真っ直ぐに改造してしまいました(汗)
キッチンのステンレス製のボールとかじゃダメかな?とも思ったのですが、
ちょっと大きすぎですね、底は平だし・・・
武助屋さん>
履きやすさとか関係なく『靴みたいな形になるかどうか』って次元なのに
すでに頭の中は完全にウニ状態です(汗)