2006年12月19日
『さらってみた』
合ってるかどうかは別にして、
さすがに型紙起しも3回目ともなるとだいぶ慣れてきました。
んなわけで、けっこうハイペースで作業は進み、
市切りを使うことに・・・
少し大きめに切り出した裏地を縫いつけた後、
こんな感じで切り落とします。
どうやらこれを【さらう】と言うようです。
最初はかなり不安だったのですが、
これは楽しい楽しい・・・♪
クセになりそうです(笑)
切り落とした跡はこんな感じ。
こんなキワで縫うことは恐らく不可能だから市切りを使うんでしょうね~
これはバッグとかサイフの裏地のコバの処理にも使えそう・・・
靴の工程で唯一気を抜けるのは縫うところだと思っていたのですが、
縫っちゃいけないとこを縫ってしまったり、
縫わなきゃいけないとこが縫ってなかったりで四苦八苦・・・(汗)
ちょっとベロが短い気がしなくもないですが、テキストに載ってる写真に近い形になったので、
なんとか釣り込めるんじゃないかと・・・
でもなんかサンバイザーみたい・・・(笑)
前々からテキストを見るたびにこの状態から靴の姿になるのが
どうしても信じられないんですよねぇ~
明日はもう片方を縫って、仮釣りまで行ければいいなぁ・・・
- by だい
- at 03:32
comments
おー!市切りってこんなにキレイに切れるんだ!
これは色んな箇所に使えそうな道具ですね~
アッパーが形になると何か勢いづいてきませんか?
観ていてもワクワクします(笑)
多分これからが難しいところなんでしょうけど
あはは。
ほんとサンバイザーみたいですねえ。
革製サンバイザーなんて贅沢ー。
しかしこうして見てみると靴って表面積が案外あるもんですね。
ネンジさん>
市切り何かに使えそうでしょ?
まぁ、ヌメ系の革の場合コバを磨けませんけど、
クロム系のコバを切りっ放しにするための奥の手としては良さ気な感じが・・・
やっと靴らしくなって希望が見えて来た感じはするものの、
ハードルの数としてはまだ3分の1か4分の1って感じですからね~
ココからのハードルは高そうだし・・・(汗)
クロさん>
なんか見てたらスタンドカラーのよだれかけにも見えて来た(笑)
靴になってしまうと大して材料使って無さそうな感じがしますが、
いびつな形でオマケに明確に使う場所(繊維方向)が決まってるので、
取り回しが凄く悪いです。
表だけで20デシ以上は必要なんじゃないかと・・・
お~、確実に前進してますね~。
当然ソールも革で?
この時点で右とか左は決まってるんですか?
だいさん定番(?)のステッチがいい感じですね
少し細かいのでしたっけ
市切りで さらったあとは みがくのですか?
takasakiさん>
それも上手く扱えるかどうか不安なのですが、
革底ではなく生ゴムのクレープソールにするつもりです。
型紙が左右対称なのでこの時点ではまだ右左は決まっていません。
たつやさん>
『私らしい靴』を目指しているので(笑)
さらったあとは切りっ放しです。
手持ちの靴を見てみましたが、靴ってソール以外のコバは
磨かないものみたいですね・・・
良い感じに上がりましたねぇ。
腰と先腰の結合時に歪みが出やすいのですが、流石に組立ては手馴れてらっしゃる!
欲を言えば、ベロが短いのではなく、羽根が少し上に上がってるんですね。一番下の靴紐に、ベロ下の縫目が隠れるのがベストです。
でも、釣り込みやすそうな形にはなってます!
前回は素でボケてました。プロはミシン使いますよね(w)。
でも改めて見ると、靴って複雑な形してますね。
3Dっていうか立体裁断っていうか。
この段階でちょっと足に当ててみたいと思いました。
RENさん>
そうか、羽根が上まで行き過ぎてたんですね・・・
ベロ下の縫い目は、本当は無いはずだったんですが、
やり直ししたら裏地の革が足りなくなり、爪先の裏だけ全然違う色の革を使ったので
ベロ裏だけでも色を合わせようとあの縫い目の下でツギハギしちゃったもので・・・(汗)
武助屋さん>
私の見解では、限りなく2Dのパーツを釣り込みで無理矢理3Dにする気が・・・
足突っ込みたくなりますよね?
良かった、自分だけじゃなかった・・・(笑)