2006年12月23日
『低かったハードル』
糸が届きました。
上がよく使っている16/5 真ん中が16/6、
そして一番下が16/9
そんな太さのラミー糸があったんですね~
通販サイトで16/6が出し縫い用となっていたのですが、
16/5より気持ち太い程度なので、
すくい縫い用となっていましたが、あえて16/9で出し縫いすることにしました。
出し縫いってのはソールの縁のステッチの事ですが
表に出して縫うからそう言うのかな?
それにしてもすくい縫いってこんなに太い糸で縫うんか・・・
で、出し縫いしてみましたが、こうして見るとさほど太くは感じません。
所々縫い目が乱れてしまいましたが、もっとガタガタになるかと思っていたので
良しとします。
そしてコバを決めると言うみたいですが、最終的なコバのラインを切り出します。
またこんなムチャな包丁の使い方をして・・・
でもなんか慣れて来たのか、それともマヒしてきたのか
あまり抵抗が無くなって来ました(笑)
それから今回は、
磨り減ってくると雨の日なんかはメチャクチャ滑るのが分かっているのに
なぜか好きな天然ゴムのクレープソールを使う事にしたのですが、
買って来た底材が私が知ってるクレープソールより白っぽくてやけに硬いぞ・・・
でこのままじゃ手に負えないと思いコタツにしばらく入れておいたら・・・
あら不思議
私が知ってるクレープソール(左)になりましたとさ(笑)
ネンジさんが『ラブラブクリーナーみたいなヤツだよね』と言ってたけど・・・
んでもって、これを底に貼った訳ですが、
正直、ラブラブクリーナーを切る時でもかなり切りづらいのに
これを底の形に切るなんて事が出来るのか、
もの凄~く心配で、気が重かったのです。
場合によってはここが一番の難所かと・・・
ところが、こうやって切れ目を広げながら包丁を押していくと
面白い位簡単に切れる事を発見!!
高さ2mのハードルが一気に50cm位になりました(笑)
物事やってみないと分からないものですねぇ~
- by だい
- at 03:28
comments
う~ん、すごいっすねえ。
靴って作れるモンなんですねぇ
クレープソールを切ってる写真、包丁で指を落としそうに見えて怖いです。
気をつけてくださいね~
なかなか綺麗に組み上がってますねぇ。
ソールをコタツで温めるアイディアは素敵です!
ゴムソールのコバ決めは、グラインダーがないと辛いかなぁと思っておりましたが、恐れ入りました(^^ゞ
Haruさん>
靴作り、楽しいですよ~
しばらくハマりそうです。
切腹しちゃいそうな工程があったりもするし、ちょっとヒヤヒヤですが、
一応なるべく刃の前に手が来ないように気をつけています。
RENさん>
サポートしていただき、本当にありがとうございました。
おかげさまで何とか組み上がりました。
『靴をやるにゃあクラインダーがあった方がいいだろう』
と思ったので、先日買って来たのですが、
ゴムは摩擦熱で溶けてしまうんですね~(汗)
一応ラブラブクリーナーでカスは取り除けるようですが、
切り出しで決められればその方が綺麗に仕上げられそうです。
きれいに出来てますね~。
それにしても包丁の使い方がすごい大胆です。
指切らないように気をつけて下さいね
同じ16番でこんなに太さが違うもんなんですね。
クレープソールのくだりは、鹿角で釣り針を造る話を思い出しました。
クレープソール、まさかコタツで変色するとは・・
僕のもってるクレープ板もかなり白っぽいので
やってみよ~っと
切り出し方法なんて全く思いつかなかったのですが
そっかーこの方法で出来るんだ~
やっぱ考えてるだけじゃなくて
実際にやってみるってのが大切ですね
色々と勉強になります♪
マツさん>
靴の包丁の使い型ってもうなんでもアリって感じです(汗)
でもなんだか慣れて来ちゃったみたいですが気をつけます。
武助屋さん>
同じ16番手で5本縒りと9本縒りですから倍近く太いわけですからね~
でも靴になってしまうとなぜかあまり太く感じません。
ネンジさん>
もしかしたら、本来白っぽいまま使う物なんだろうか?
その方が減りにくそうな気が・・・
切り口広げながら少しずつ切って行こうと思ったらスコーーーっと切れちゃったので
驚きました(笑)